SMAP退所組が今後に抱える「希望と不安」

| まいじつ
画/彩賀ゆう

稲垣吾郎、香取慎吾、草彅剛の3人が出演するAbemaTV『72時間ホンネテレビ』に、ロックバンド『GLAY』が出ることが物議を醸している。

「GLAYは過去に音楽界で大きな力を持つYOSHIKIに関係する事務所に所属していましたが、ギャラを巡って裁判になっています。そのため、反YOSHIKIで知られ、稲垣らのファンはGLAYと共演することでYOSHIKIの怒りに触れないかを心配しています。これはインターネット上でも“不安材料”として話題になっています」(音楽ライター)

YOSHIKIに話を通しておかなければ、稲垣らの音楽活動に支障を来すことも考えられる。

「3人は当面、歌よりもメディアへの露出を優先させている可能性があります。いまではあまりテレビなどで見ることのなくなったGLAYですから、どちらも見たいという相乗効果を狙ったのかもしれません。3人はもともとGLAYとは仲がいいので、もしかしたらYOSHIKIも退所祝いとして許しているのかもしれません」(同・ライター)

NHKでも退所組の仕事が増える可能性

この72時間ホンネテレビの放送を控えたこの時期に、香取慎吾が11月24日に放送される2020年の東京パラリンピックに向けたNHKの特別番組に出演することも判明した。

「NHKは民放に比べてジャニーズ事務所の圧力を受けることは少ない。だから香取の起用を決めたのでしょう。NHKの、しかも東京パラリンピックに関する番組なら出る価値は高いといえます」(テレビ雑誌編集者)

香取の出演により、3人揃った姿をテレビ番組で見られる日も近いという。

「3人そろって特番の司会で起用することも考えられます。今回の香取の出演が足掛かりとなって、今後はNHKでの出番が増えてもおかしくありません」(同・編集者)

特に草彅は、ジャニーズ在籍時から引き続き、『ブラタモリ』でナレーターを務めている。

「NHKが民放のようにジャニーズ事務所の圧力に屈服したら、受信料を取っている国民に失礼でしょう」(NHK関係者)

確かに、むしろ3人を使ってこそ“皆様のNHK”というものだ。

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