ジョージ・マイケルの追悼コンサート、家族からの許可が下りず中止へ

ジョージ・マイケルの追悼コンサートが中止に

 ジョージ・マイケルの追悼コンサートが家族の意向により中止となった。同コンサートは昨年12月に53歳の若さで亡くなったジョージが1996年のシングル『ジーザス・トゥ・ア・チャイルド』の収益3億円以上を寄付するなど多大な支援をしていたチャリティ団体「チャイルドライン」の30周年記念イベントと合わせて開催される予定だった。しかし、ジョージの家族から許可がおりないという理由でキャンセルを余儀なくさせられることになったという。

 同チャリティ団体代表のエスター・ランジェン氏は既にコンサート会場としてロンドンにあるロイヤル・アルバート・ホールの確保に動いていたようでデイリー・ミラー紙にこう明かした。

「彼の家族がノーと言ったことにより追悼コンサートは無くなりました。彼の遺した音楽を祝福し、ファンの方々が別れを言う機会でもあった故、誠に遺憾です。彼が愛したチャリティーにとっても有益なものとなるはずでした。家族からのノーに対して我々はなす術もありません」

 この発表に関してジョージの家族側は「我々は通常公私共々コメントは控えています」とだけ伝えている。また、ランジェン氏は以前同コンサートはジョージの名誉を称えるまたとない機会となるとしてこう発言していた。

「まだ企画段階の域を出てはいなく実現を願っているところです。まだ彼の家族には連絡していない状況で、無礼にならないよう、ベストなタイミングを見計らっています。ジョージはチャイルドラインのねらいを完全に理解し、惜しみない貢献をしてくれました。我々の30周年記念と共に彼に追悼を表すことができるのは至上の喜びです。ジョージが支援したチャリティ団体が一同に会すコンサートを今考えています」

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