【世界の絶景】イタリアの世界遺産、中世から続く美しい塔の町サンジミニャーノを訪れる

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【世界の絶景】イタリアの世界遺産、中世から続く美しい塔の町サンジミニャーノを訪れる

イタリアのトスカーナで、フィレンツェやシエナに並んで人気を集めているサンジミニャーノ。まるで中世から時が止まったかのような美しさを誇るこの町は、1990年より世界遺産にも登録されています。

ローマへ巡礼する人や商人が通るフランチジェナ街道の中継地として、10世紀から12世紀にかけて発展したサンジミニャーノ。町では貴族や富豪たちが富や権力を示すために競い合って塔を建てました。当時は塔の高さと、建てた者の富ないし権力が比例していたのです。

最盛期には72本もの塔が町の中に立ちましたが、その多くは取り壊され現在は14本のみが残されています。

町の入り口はサン・ジョヴァンニ門。この門をくぐると、そこにはまるで現代からタイムスリップしたかのような光景が広がっています。

メインストリートのサン・ジョヴァンニ通りには、この地方で作られるワインやマヨルカ焼をはじめとする店が並びとても賑やか。きっと中世でも巡礼者や商人が行きかう活気あふれる町だったのでしょう。

サン・ジョヴァンニを進んで行くと、やがてチステルナ広場にたどり着きます。広場の中央にある井戸(チステルナ)があるのが名前の由来です。この町が自治都市として発展した13世紀に作られた井戸は、戦前まで使われていたのだとか。

広場にはこれまで2度もジェラートの世界大会で優勝した、セルジョ・ドンドリ氏のジェラート屋さんもあります。せっかくここまで来たのだから、ぜひ世界一のジェラートを味わってみましょう。ちなみに、お店の入り口には「アイスクリームの世界チャンピオン」と日本語でも書いてあるのですぐ見つかります。

筆者が頂いたのはこの町名産でもあるヴェルナッチャワインのシャーベット。

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