仲間由紀恵の毒親ぶりにくぎ付けも『明日の約束』第5話で視聴率5%切りが目前に

仲間由紀恵の毒親ぶりにくぎ付けも『明日の約束』第5話で視聴率5%切りが目前に(写真はイメージです)

 井上真央(30)が主演を務める「明日の約束」(フジテレビ系)第5回が11月14日に放送され、平均視聴率5.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことがわかった。前回に比べて0.7%ダウンし、5%切りが目前まで迫ってきている。キャストの熱演ぶりが伝わり、ストーリーが濃密なドラマなだけに、この数字は大変さみしく感じる。

 第5話では真紀子(仲間由紀恵)が、いよいよ本格的に動き出した。弁護士を伴って学校を訪れ、学校を訴える意を表す。しかし、日向(井上真央)は、圭吾(遠藤健慎)がバスケ部の先輩・大翔(金子大地)を脅していたのは真紀子の差し金で、大翔の喫煙にまつわる会話も真紀子の指示で録音していたのではないかと疑問を抱く。

 さらに、記者・小嶋(青柳翔)から、圭吾が死亡した正確な時間帯は夜中から明け方であることを聞かされる。圭吾が死亡した朝、大翔に送られてきた「先輩のせいで僕は死にます」というLINEは、圭吾自身が送ったものではないと知った大翔は、復学を前向きに考える。しかし、ホッとしたのもつかの間、バスケの練習をしていた大翔は公衆トイレで何者かによって襲われてしまうのだった。

 中学時代の圭吾の噂や、真紀子の何か隠しているような挙動、さらにすでに5話目なのにいまだに本性が見えない霧島(及川光博)など、気になる要素は盛りだくさん。中でも最も衝撃的だったのは、再び現れた襲撃者の正体だ。せっかく改心し、前向きになった大翔が襲われてしまったのは、あまりにもショックな展開だ。

 今回、学校のシーンばかりで、毎度毎度強烈な印象を残すもう一人の毒親・尚子(手塚理美)のシーンがほとんどなかったことが気になった。出てくると気持ちが沈んでしまうのだが、全く動きがないのもそれはそれで気になる。初回から「暗い」「地味」「心が痛くなる」と評判で、視聴率も今ひとつパッとしないのは尚子のヒストリーのせいだと考え、製作陣が出番を減らしたのだろうか。

 しかし、次回予告を見ると、来週にはまた尚子の毒親ぶりが見られそうだ。本庄(工藤阿須加)からのプロポーズをOKした日向は、尚子に結婚する旨を告げる。これまでがんじがらめに日向を縛ってきた尚子が、娘の人生の門出を素直に喜ぶとはとても思えない。どんな毒親ぶりを見せてくれるのか、事件の真相と同じくらい注目したい。

文・Harumaki

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