2016年4月から放送されている「ポカリスエット」のテレビCM「ポカリガチダンス」シリーズで、最新版がこのほど完成した。新CMでは、北は福島から南は福岡まで、全国各地の生徒や学生が、ダンスに挑戦している。
参加したのは、ダンス部だけでなく、合唱部や吹奏楽部から自由参加の一般生徒まで多様な面々だ。17年12月22日からのテレビ放送にさきがけて、11月15日からYouTubeで予告編が公開されている。
今回参加したのは、福島県立いわき総合高校（約100人）、西武台高校（埼玉県、約110人）、神奈川県立海老名高校（約100人）、大阪府立三島高校（約60人）、兵庫県立長田高校（約150人）、海陽町立海陽中学校（徳島県、約80人）、第一薬科大学付属高校（福岡県、200人）の7校だ。
CM撮影では、それぞれの学校生活に密着。撮影場所や装飾、演出も学生自身が主体になったという。リリースによると、過去のCMを見て「踊ってみた動画」を投稿した学校や、「体育祭や文化祭で踊ってみたい」と問い合わせをした学校などを「CMの主役」にしたそうだ。
販売元の大塚製薬は、これまで16年の「ポカリガチダンス選手権」、17年の「ポカリ鬼ダンス選手権」など、SNSや動画サイトを巻き込んだキャンペーンを展開してきた。インターネット上でも注目され、動画共有サービスのYouTubeやMixChannelでの関連動画は、総再生数4990万回以上、「いいね！」やコメントは約25万回にのぼるという（17年11月13日時点）。
八木莉可子さん
そんなポカリダンスの「2017年の集大成」となるCM本編には、7校の生徒・学生に加え、高校生ダンスの祭典とされる「全国高等学校ダンスドリル選手権大会2017」に参加した約2500人、そしてCMキャラクターの八木莉可子さん（16）の、あわせて約3300人が登場する。
予告編の第2弾は12月中旬公開予定で、テレビでは12月22日の音楽番組「MUSIC STATION SUPER LIVE 2017」（テレビ朝日系）での60秒CMを皮切りに、全国放送される。