欧州セカンドグループで突出した強さを持つようになり、同地域の強豪国が集うシックスネーションズ・グループに加えてもいいのではないかと一部で言われているジョージア代表(世界ランキング12位)は、11月18日にカーディフのプリンシパリティスタジアムで伝統国のウェールズ代表(同7位)と初対戦。試合は敗れたものの、6-13と接戦で、2年後のワールドカップでもぶつかる相手に自信をつけたか。
トライを挙げることはできなかったジョージアだが、守っては、ゴールラインを越えられてもグラウンディングを許さないなど粘り強いディフェンスを披露した。
2019年ワールドカップでオーストラリア、ウェールズ、ジョージアと一緒のプールDに入るフィジー(世界ランク9位)は、同4位のアイルランドに挑んだが、20-23で惜敗している。
フィジーは14点ビハインドだった前半終了前に、WTBネマニ・ナンドロが巧みなキックとパワフルランを織り交ぜてSHヘンリー・セニロリのトライを演出。後半早々にはWTBティモジ・ナングサがインターセプトからゴールに持ち込み、17-17と追いついた。
その後、互いにPGで3点ずつ入れ、20-20で迎えた72分(後半32分)、フィジー選手が危険なタックルをして相手にショットチャンスを与えてしまい、これをSOイアン・キートリーが決めて決勝点となった。
2023年ワールドカップ招致レースでフランスに敗れた南アフリカは、パリ郊外のスタッド・ドゥ・フランスでリベンジを果たした。
SOハンドレ・ポラードのゴールキックが不調で波に乗れなかった南ア代表“スプリングボックス”だが、わずか1点リードで迎えた61分にCTBジェシー・クリエルがトライを決め、8点差とする。
ホームサポーターの声援をパワーにして粘るフランスに終盤トライを許したが、18-17で逃げ切った。
現在世界ランキング25位のポルトガル代表は、12年ぶりの夢舞台へ望みをつないだ。11月18日、地元のリスボンでチェコ代表(同31位)とラグビーワールドカップ2019ヨーロッパ予選のプレーオフ進出をかけた一発勝負をおこない、45-12で勝利。