【真夜中のKISSマンガ】第10回『アシガール』お姫様だっこと初めてのキス

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【真夜中のKISSマンガ】第10回『アシガール』お姫様だっこと初めてのキス

自分には手が届かないようなステキな男性に想われてみたいもんです。 イケメンで権力があって、でも他人思いで、冷静で知性的で、女性慣れしてるけどだらしなくなくて誠実。

そんな男性に想われて、熱く求められたら……! ギャーッ 悶え死にますね。

今夜のKISSマンガ『アシガール』

『アシガール』は、足が速いだけが取り柄の、冴えない女子高生が戦国時代にタイムスリップする話です。少女マンガで歴史的な過去にタイムスリップすると言えば、もう中身はお決まりですね。

「その時代の権力者と結ばれる」です。

『王家の紋章』しかり『天は赤い河のほとり』しかり。『アシガール』の唯(ゆい)もタイムスリップしたのち、黒羽城城主の若君さまと出会います。もともと色気のカケラもない唯だけど、若君さまへの思いと一途な行動力で、彼の心をギュッと掴んでしまうんです。

女らしくない個性的なところがいいだなんて、若君さまったら見る目があるじゃないですか。しかも、いかにも色っぽくて大人しい姫にはまったく興味を示さないんです。好みもハッキリしていていいですね。

だからホント、若君さまはかっこいいんですよ! もう何人に布教したか!!

お姫様だっこされて、初めてのキス

なんやかんや あって、唯が若君の部屋で夜を過ごすことになったときのこと。あまりの急展開に唯が戸惑っていると、若君は言うんです。

「そのように怖がっている女に何もせぬわ」

なんて大人っぽいんでしょう! 60や70のおじいさんじゃないんですよ? 18歳の男子ですよ?

そう、急発進・急ブレーキをかけられるのが少女マンガのヒーローなのです。

いつでも爽やか元気いっぱいのキャラよりも、冷静で感情が顔に出ない男子ってステキじゃないですか? いつもは無表情だけど、パッと花が咲きこぼれるみたいに満面の笑みを見せてくれたり、「好きだ」って言われたりしたら、もう「この人には自分しかいない!」って思いますよね。和久井なら思います。

さてそんなこんな唯がとうとう若君に「覚悟ができた」と伝えると、若君さまはちょっと戸惑って唯をからかったあと、こう言います。

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