竹内涼真の「短パン姿」より女性に刺さった役所広司の「男泣き」

| アサジョ
竹内涼真の「短パン姿」より女性に刺さった役所広司の「男泣き」

 日曜ドラマ「陸王」(TBS)の激走が止まらない。11月26日に放送された第6話は、平均視聴率16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。前週の16.8%から微減し自己記録の更新はならなかったものの、この日は強力な裏番組があっただけに大健闘と言えるだろう。

 日本テレビは「誰も知らない明石家さんま」(19:00~21:54)。さんまが13個の質問にNGナシで答えるという内容で、「彼女はいるか?」「10年後のお笑いの頂点は誰だと思うか?」といった質問が事前に告知CMで大量投下され期待感を煽りに煽っていた。テレビ東京は、超優良番組と名高い「緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物1万匹!?池の水ぜんぶ抜く大作戦5」(19:54~21:54)が放送。日曜9時台が、駅伝さながらのデッドヒートとなっていた中での快記録である。

 そこで、「陸王を観る理由」を20~30代女性に聞いてみると、老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長を演じる「役所広司が泣ける!」という声が集まった。

「大手メーカー・アトランティスの卑怯な妨害に悔しさをにじませ、最初は涙をこらえるも、やがて感情が爆発して顔をしわくちゃにしながら、人目をはばからず号泣する役所広司の演技が最高。役所が泣くと、自分ももらい泣きしてしまう」(36歳・アパレル)

「毎週ひと泣きはしている役所広司。この『男泣き』が見たくて毎週、楽しみにしている」(31歳・広告)

 テレビ誌編集者はこう分析する。

「ランナーという役柄でやたら短パン姿が多い竹内涼真や、若手イケメンの山崎賢人といった“眼福俳優”を抑えて、泣きの演技で女性視聴者をワシ掴みにしているのはさすがです。近年の『枯れ専ブーム』のトドメの一撃になりそうなキャラクターになりました」

 人気を支える「役所泣き」。目標の視聴率20%超えも、役所広司のしわくちゃな顔にかかっているようだ。

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