誰かとデートして、いい感じで「そろそろ次のステップじゃない?」って時期、めちゃくちゃドキドキしますよね。いつかな、いいのかな、ダメなのかな、なんてソワソワして。
すっかり落ち着いて信頼し合っている関係もいいけど、この高揚感はやっぱりなんかホルモン出てる気がしますね。そんな疑似体験ができるのが、少女マンガのいいところ。さて、今回取り上げるのは……。
ぶっちゃけ和久井、この作品をちゃんと読んだことがなかったんですよ。で、今回取り上げることになり、改めて読み直したんです。
……めっちゃドキドキしました。
今まで、少女マンガを読みながら「誰といつキスするのかな?」とか期待したことってないんですよ。なんとなく流れに身を任せつつ話を楽しむだけだったんです。でも今回は目的がハッキリしてたわけです。至上命令は「ドッキドキのキスシーンを探すこと」。もう目指すはそれだけです。
正直、どっちも好き。心揺さぶる2人のヒーロー主人公は、高校生のすずめ。 そして彼女の相手になりそうなキス候補が2人出てくるんですよね。 悠々と人生を楽しんでそうな獅子尾先生と、女に免疫のない馬村くん。 ……どっちだ? どっちと、いつキスするの?
個人的には、どっちでもいい!
獅子尾先生は、大人の余裕(つっても24歳だけど)があって、スラッと細身でセンスがよくてステキです。チャラチャラしてるけど面倒見がよくて、公私でまったく別の顔を持ってる。……こういう男性に振り回されたいッス!
一方の馬村くんは、照れ屋でウブで、ぶっきらぼう。でもそこがカワユイですよ。こういう男子が心を開くと一途に突進してきそうだし。「仕方がないなあ」なんて言いながらかわいがりたいなあ。
という、真っ二つに心を引き裂かれたまま読み進め、とうとうお待ちかねのキスシーンです。読者にとっても不意にやって来ました。
キスの相手はどっち? その答えは……ページをめくったら、ほっぺたにちゅっ。
こっちだったかー! と叫んでしまいました。
いや、どっちでもよかったんでいいんです。