セブンズ南ア代表は今季も強い! 15人制でも注目の2人がドバイで輝く

| ラグビーリパブリック

 昨季、圧倒的な強さで5冠を獲得し、ワールドラグビーセブンズシリーズのシーズンチャンピオンとなった男子7人制南アフリカ代表“ブリッツボッカ”が、連覇へ向けて好スタートを切った。

 2017-2018シーズンの第1ラウンド・ドバイ大会が12月1日、2日に開催され、南アはプールステージを全勝で突破したあと、サモア、フィジーを倒して決勝進出。そして、1年8か月ぶりにカップファイナルの舞台に立ったニュージーランドを24-12で下し、ドバイの夜空の下で歓喜した。

 15人制での評価を高めている南アのクワッガ・スミスとシアベロ・セナトラが久しぶりにセブンズサーキットに復帰。両選手はスプリングボックス“15人制南ア代表”を目指しており、今季ワールドセブンズシリーズへの参戦は、2月中旬にスーパーラグビーが開幕するまでの4大会のみになりそうだが、いきなりオープニングラウンドで存在感を示した。

 決勝は、開始早々にニュージーランドにイエローカードが出て、数的有利となった南アはクワッガ・スミスが中央をぶち破り、先制トライを演出。3分にはセナトラが快足を飛ばし、4分にはクワッガ・スミスがキックチャージして自らインゴールで押さえ、19-0とリードを広げた。

 後半、ニュージーランドが2トライを返して7点差に詰まったものの、南アはフルタイム直前、身長193センチ、体重105キロのティム・アガバがパワーでゴールに持っていき、勝負を決めた。

 男子のワールドセブンズシリーズは今季、10大会が予定されており、第2ラウンドは一週間後に南アのケープタウンでおこなわれる。

 なお、男子セブンズ日本代表は昨季後にコアチームから降格したため、フル参戦の権利を失い、ドバイ大会には参加しておらず、ケープタウン大会にも出場しない。

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