狙うはトップ5! サンウルブズにリーチ、姫野、レメキ、ジョージア代表も

| ラグビーリパブリック

左から、稲垣啓太、堀江翔太、山田章仁、ジェイミー・ジョセフHC、渡瀬裕司CEO、ヴィリー・ブリッツ、ゲラード・ファンデンヒーファー、マスコットのウルビー。堀江、山田が着るのは2018シーズン特別ジャージーの「AOYAMA RED狼ジャージ」。(撮影/松本かおり)

 チームスローガンは「5 FOR TOP 5 IN 2018」。1年目は1勝、2年目は2勝だったチームが、3年目の2018年シーズンはトップ5を目指す。

 12月4日に都内のホテルでおこなわれたサンウルブズのスコッド発表会見で、今季から指揮を執るジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)が高い志を口にした。同時に、すでに契約を結んだ26人の名を発表した。その中のひとり、PR稲垣啓太は言った。

「チームとして目指す目標が、より大きく定まった感じです。(トップ5は)本気で達成する気持ちがないと、届かない目標。気持ちの部分は、テストマッチのときもジェイミーがいちばん大事にしているもの」

 選ばれた選手たちは今季のスローガンから、チームの進むべき道を感じている。

 LO姫野和樹、WTBレメキ ロマノ ラヴァら初スーパーラグビー組を含め、フランスへのツアーに参加したジャパンの選手たちを軸に、新しい戦力が加わった。

 HOのジャバ・ブレグバゼはジョージア代表49キャップを持つ選手だ。ジョセフHCは「個人的にも彼のプレースタイルを気に入っている」と言った。2015年のワールドカップ前、昨年の欧州ツアー時にトイメンで戦っている同ポジションの堀江翔太は「個人的な記憶はないが、(スクラムの強い国の選手から)学ぶことがあると思う」と話した。

 BKでは、パナソニックでプレーした経験のあるSOヘイデン・パーカーが加入。WTBにゲラード・ファンデンヒーファー(ヤマハ発動機)、FBにロビー・ロビンソン(リコー)が名を連ねた。ファンデンヒーファーはブルズ、ストーマーズでのプレー経験があり、ロビンソンもハイランダーズ、チーフスで活躍した。ふたりのテクニックと経験値は、チームにとって大きそうだ。

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