テレビ東京“池の水”に続き「壁の落書きぜんぶ消す」が大好評

| アサジョ
テレビ東京“池の水”に続き「壁の落書きぜんぶ消す」が大好評

 1989年から始まり“大食い”旋風を巻き起こした「元祖!大食い王決定戦」や、今や社会現象となりつつある「池の水ぜんぶ抜く」など、斬新なコンテンツを次々と打ち出しているテレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」。12月10日放送では、新企画「ニッポン激ヤバ地帯を大掃除!坂上忍のピカピカ団」が放送された。

 これは、きれい好き俳優として知られる坂上忍率いる“ピカピカ団”らが、スプレー落書き被害に悩む新宿ゴールデン街で「壁の落書きぜんぶ消す」プロジェクトを実施。そのほか油まみれの人気中華店、伊香保の老舗旅館の温泉の汚れなど、全国8カ所の「激ヤバ地帯」を一斉清掃するというもの。年末の大掃除に役立つ、プロのとっておきのテクニックも紹介された。

 この企画に視聴者からは「テレ東は賢い!金掛けずヒット番組連発!」「人の役に立つ企画は良いですね!」「坂上忍ならではの企画。いい企画だと思う」「テレ東って、ホントに突拍子なことするから好き!他局も見習えばいいのに…」など賛辞が相次いでいる。

 テレビ誌ライターは「テレ東には、在京4局にない強みがある」と分析する。

「テレ東は他の4局に比べ、圧倒的に制作費が低い。プライムタイム(19時~23時)の番組1本につき4局の制作費は1500万~2000万円くらい。けれどもテレ東は、その半額以下の1000万円弱。だから、なるべく金のかからないアイディアを絞り出すしかない。そこで、一般人を巻き込んだ『開運!なんでも鑑定団』や『YOUは何しに日本へ?』などが生まれました。現在テレ東でヒットしている企画の中には、4局に持ち込まれソデにされたものもあるんです。他局にはない柔軟な姿勢とチャレンジ精神が、数々のヒット作を生んでいますね」

「池の水ぜんぶ抜く」企画といい、地域貢献にも一役買っている「ピカピカ団」。このコンテンツも人気シリーズの仲間入りは確実のようだ。

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