日本酒の輸出額が5年連続で過去最高を更新中だ。特に人気が高いのは欧米で、“SAKE”、“Japanese Sake”、“Japanese Wine”などと呼ばれている。
昨年度の日本酒輸出額は約430億円(対前年比110.2%増)だが、輸出額1位はアメリカ、続いて香港、韓国と続く。アメリカ以外の欧米諸国ではカナダ、オーストラリア、イギリスなどでのシェアが増加している。
日本酒ブームが高まりつつあるアメリカでは、“アメリカ産の日本酒”も登場している。有名なのが日本酒造メーカーの『桃川』とタッグを組んだオレゴン州ポートランド発の『Sake ONE』という酒造メーカーだ。同社ではアメリカ産の米を使い、アメリカ人の口に合うように醸造したことで人気を博している。
そして、ワインソムリエならぬ“Sake Sommelier(酒ソムリエ)”も登場した。日本酒ソムリエとは、日本酒にマッチする料理や醸造方法、産地などに関する知識を学び、飲み手の好みやリクエストを聞きながら日本酒とその楽しみ方を提供できるエキスパートのことを言う。
日本国内のみならず、海外でも酒ソムリエの人材育成が始まっている。例えばロンドンを拠点に世界に展開する『酒ソムリエ協会』では、《日本酒入門コース》から《マスターオブ酒》までの各レベルのコースを設けて、酒のエキスパートを育てている。
イギリスで推奨される「日本酒ベスト10」
イギリスの新聞インディペンデントでは、イギリス国内で日本酒が飲めるレストランやバーを紹介し、ベスト10銘柄を推奨している。どんな銘柄がランクインしているのか見てみよう。