常盤貴子が「鬼畜狂演」でクリスマス前夜を阿鼻叫喚に…

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12月24日にドラマスペシャル『松本清張 鬼畜』(テレビ朝日系)が放送された。これを見ていた視聴者は、主役の玉木宏よりも常盤貴子に注目した人が多かったようで、「鬼気迫る演技に息を呑まれた」という意見もあり、話題となっている。

原作は、数多くの賞や名作を残している、作家の松本清張の短編小説『鬼畜』。1957年に、松本清張が実話をもとに執筆した不朽の名作と言われ、過去には映画化や2002年にビートたけし主演でドラマ化がされている。今回は、新たなキャストを迎え、2度目のドラマ化となった。

ストーリーは、主人公の竹中宗吉(玉木宏)が妻の梅子(常盤貴子)とともに、小さな印刷会社を営んでおり、経営が軌道に乗ると宗吉は、料理屋の女中である山田菊代(木村多江)を、妾にするというもの。しかしある日、隣家から火事が起こり印刷会社が焼失してしまった。

ある日、事業につまづいた宗吉からの仕送りが滞り、生活が苦しくなってきた菊代は、宗吉とのあいだにできた3人の子供を連れて、宗吉の家へ訪れる。最終的に菊代は、子供たちを置き去りにして、失踪する。

鬼畜な演技が「怖すぎる」

夫の8年間にわたる浮気が明らかになり、更に3人の子供まで押しつけられた梅子は、子供たちにまで殺意を抱くなど冷酷な人間に化した。

常盤貴子の演技を見ていた視聴者は《鬼畜の常盤貴子が怖すぎる》、《阿修羅な狂気っぷりが素晴らしい》、《鬼気迫る演技が凄い》、《能面みたいな顔怖すぎ》、《ほんまに鬼に見えてきた》、《演技がゾクゾクするほど素晴らしい》、《圧巻の演技力》、《鬼畜として突き進む梅子は本当に怖い》、《アカデミー賞レベルの演技だった》などと、高く評価する意見をインターネット上に投稿した。

その一方で、《嫁を鬼の顔にしたのは宗吉だぜ》、《女を鬼にするのは男なのよね》、《1番悪いのは旦那だ》、《可哀想すぎる妻》などと、妻を変貌させた夫役の玉木を批判する意見もあった。

ドラマのラストは、常磐演じる妻がひとりで罪をかぶり、薬で服毒死する。常盤貴子の鬼気迫る演技はクリスマスイブの幸せな雰囲気を一変させたかもしれない。

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