羽鳥慎一の「トホホな質問力」がジャーナリストに酷評された!

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羽鳥慎一の「トホホな質問力」がジャーナリストに酷評された!

 1月9日に放送された「モーニングショー」(テレビ朝日系)で、将棋の羽生善治氏を特集。しかしMCを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一が、火曜レギュラーコメンテーターのジャーナリスト・青木理氏から苦言を呈される場面があった。

 青木氏が問題視したのは、羽鳥が直接現場に足を運ぶ「聞きトリ」のコーナー。今回は将棋界で史上初の永世七冠に輝き、国民栄誉賞の受賞も決定した羽生善治氏に羽鳥が密着し、VTRで紹介。羽生氏に東京・千駄ヶ谷にある将棋会館を案内してもらい、羽鳥が質問をぶつけていくというものだった。

「将棋会館の様子や、羽生竜王の戦い方の変化、集中力を保つコツなど羽鳥は聞いていましたが、今ひとつ本質までたどり着けなかった。それどころか“車で将棋会館に来るのか?”とか“電車で来るならSuicaは持っているのか?チャージはするのか?”とか、素人っぽい質問が多かったですね」(テレビ誌ライター)

 青木氏も羽鳥の質問内容が気になったのか、VTR終了直後に「(羽生氏は)よく怒らなかったですね。僕は怒られると思いました」と羽鳥に先制パンチ。続けて「僕は将棋を好きだから思ったんですけど、一度も将棋の話をしないで周辺の話ばかりしていたじゃないですか」と苦言。羽鳥は「気づいていました?」と素直に非を認め、「だから『いい加減にしろ!』って、羽生さんに怒られるかな?と思ったらそうではなかった」と切り抜けるのがやっと。

 もう1つ、残念な点があったと先のテレビ誌記者が指摘する。

「最後の質問で羽鳥は『人生で成功するために必要なことは?』と聞き、羽生竜王は『わかりません』と答えています。ここも少し突っ込んでほしかった。国民栄誉賞の授与が決まったときの記者会見で羽生氏は『トップになる必要はないが、トップ集団にいることは大事。そのトップ集団で切磋琢磨し、そのときそのときの流行のものや最先端のものを取り入れながら前に進んでいくことを心がけてやってきた』と成功の秘訣を明かしているからです」

 羽鳥もアナウンサーのトップ集団にいることは間違いない。羽生永世七冠同様、今後も前に進んでいってほしい。

(石田英明)

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