ホリエモンの「R-1」参戦は、大会そのものの“テコ入れ”だった!?

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ホリエモンの「R-1」参戦は、大会そのものの“テコ入れ”だった!?

 ホリエモンの愛称で知られる実業家の堀江貴文氏がピン芸コンクール「R-1ぐらんぷり2018」の1回戦を突破した。1月14日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)にてみずから明かしたもの。ところが、このR-1、芸人たちからは“不良債権製造大会”として評判が悪いという。

「歴代の優勝者を見ると、博多華丸のような実力者もいるものの、その他の顔ぶれは『あの人は今』に出演できるレベルばかり。中山功太や佐久間一行、やまもとまさみや三浦マイルドをテレビで見る機会はなく、あべこうじは元『モーニング娘。』の高橋愛と結婚したことだけが話題となりました。16年の優勝者はハリウッドザコシショウでしたが、ゆりやんレトリィバァや横澤夏子を抑えての勝利というのは今となっては信じられませんね」(業界関係者)

 お笑い業界での主流は今も昔もコンビ芸人で、ピン芸人はどうしても一発屋芸人になりやすいという面は否めない。とはいえこれほどにも優勝者の将来性に乏しい状況はちょっと異様ではないだろうか。

「人気者のブルゾンちえみやサンシャイン池崎にもR-1決勝の出場経験があるものの、彼らの人気が爆発したのは『新春おもしろ荘』や年末のダウンタウンのガキ使SP『絶対に笑ってはいけない』(いずれも日本テレビ系)といった年末年始の特番がキッカケ。優勝後の展望が開けている『M-1グランプリ』とは異なり、R-1には芸人をブレイクさせる力がないとの声もあり、若手芸人の間ではこの大会への意欲は低いと言われています」(前出・業界関係者)

 堀江氏の参戦も、芸人人気の低さに危機感を抱いた主催者側のテコ入れ策だったのか。そう勘繰りたくなるほどのR-1が来年も存続しているのか、今から心配になるところだ。

(浦山信一)

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