人気モデルSHIHOの”叱らない教育”が物議に…坂上忍も子どもの将来を危惧

Photo by skeeze(写真はイメージです)

 モデル・SHIHO(41)が1月20日放送『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で共演の坂上忍(50)やダウンタウンも呆れる教育ぶりを披露して、視聴者の間で驚きが広がっている。SHIHOというと、日本で人気モデルとして活躍しながら、娘のサランちゃん(6)が夫で格闘家の秋山成勲(42)と一緒に韓国でCM出演してブレイク、現在韓国で有名子役として8本のCMに出演するなど活躍していることでも知られている。

「番組では、ママ友である東尾理子(42)から『SHIHOは娘をまったく叱らない』という教育方針を暴露されました。東尾によると、サランちゃんは新幹線の中で、まったく知らない人の隣りに行って、その人の携帯電話を勝手にいじって遊んでいたんだとか。それを見つけた東尾があわてて、サランちゃんを止めて代わりに謝ったのに、SHIHOは我関せずで読書し続けていたんだそうです。ほかにもマネージャーから『ハンバーガーのレタスを投げても怒らない』と告発されても、『嫌いなものは食べなくていい』と開き直る始末でした」(週刊誌記者)

 このSHIHOの教育方針には、SNS上でも議論が伯仲。「人に迷惑をかけたら親が一緒に謝る! 叱らない教育はその後」「こういうバカ親いる。人様に迷惑かけたら殴ってでも正すのが日本の美徳だろ」「子供に怒らないでいられるのは立派。マネてみたい」「子供は自由にのびのび育つと思う」など賛否両論が乱れ飛んでいた。

「SHIHOの暴走はさらに続き、幼稚園では『すごく良い子で敬語も使える』と褒められていると主張していました。しかし、子役養成学校を運営し、何千もの子供を見ている坂上忍からは「外面だけ出来てる。現場に行ったら偉い人は見極めて、ADを見下す子役になる」と予見されていました」(同記者)

■松本人志が激怒したレストランでの娘の態度

 これが、最近よく耳にする「叱らない教育」なのか。アドラー心理学に基づいたトレンドの教育法だというが、子供が何をしても怒らない親に、公共の場でトラブルとなるケースも増えているという。その一方で、同番組では松本人志も娘への意外な教育法を垣間見せていたという。

「松本は普段は教育に口出ししないものの、激怒したことがあったとか。あるとき、レストランで店員さんが食べ物を持ってきたのに、娘はスマホゲームに目を落としたまま『ありがとうございまーす』とひと言。それを見た松本は”メチャクチャ怒った”と話していました」(同上記者)

 昨年9月に日野皓正(74)のビンタ問題では体罰の一面を肯定した松本。溺愛する娘に対しても、時には厳しく律すべきと考えているようだ。

 叱らないことが子供の才能を伸ばすのか。それとも、社会のルールを教える為に厳しく叱った方が子供のためなのか。芸能人ならずとも、教育に正解をみつけるのは難しい。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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