東野圭吾映画『新参者』絶賛の一方『ラプラスの魔女』に不安の声

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俳優の阿部寛が1月27日に東京都内で行われた主演映画『祈りの幕が下りる時』の公開初日舞台あいさつに登場した。この映画は小説家の東野圭吾氏が原作で、2010年放送の連続ドラマ『新参者』からシリーズが始まり、特別ドラマ2作品、映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』を経て、今作が完結編となる。

主人公で刑事の加賀恭一郎を演じてきた阿部は「8年やらせていただきました。最後というのは寂しい思いもあります。感無量です。自分でも完結できた素晴らしい作品です」と胸を張りつつ、名残惜しさもあったようで、「あとは東野さんが、(続きを)書くかどうかですね」と続編への期待も寄せた。

SNSでは映画に対する称賛コメントが多く集まっている。

《ものすごい緻密なプロットに恐れ入った。続編希望》
《刑事・加賀の生き様がよく分かり、あらためて作品に惚れました》
《今までの加賀シリーズのうち、一番泣ける作品です》
《加賀の作品がもう見られないなんて…》

このように、続編を望む投稿は多い。

「ファンならよく知っていると思いますが、東野氏がもう一度、加賀をキャラクターとして小説を書くことはないでしょう。東野作品はいま『ガリレオ』を進化させた“科学現象ミステリー”の新境地に入っています」(映画ライター)

その新境地の作品のひとつが、累計発行部数28万部を越した大ヒット作『ラプラスの魔女』だ。

新参者シリーズとは対照的

「『嵐』の櫻井翔を主演に迎え、三池崇史監督により映画化され5月4日に公開されることが決定しました。共演キャストも非常に豪華です」(同・ライター)

ただし、いまのところラプラスの魔女に対してはSNSで、《主演櫻井翔、ヒロイン広瀬すず…ムリでしょ…》、《原作はスパコンレベルの頭脳戦が展開されるわけだが、その戦いが広瀬すずVS福士蒼汰で見られるのか…これは、どうなんだ??》などの辛辣な意見も散見される。

新参者シリーズのように原作ファンからも愛される映像作品になるのは大変だ。

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