昨年3月に、週刊誌上で不倫騒動が報じられた渡辺謙。妻の南果歩との離婚は時間の問題と見られていたが、まだ成立していない。離婚問題が決着しない背景には何があるのだろうか。
先日、女性週刊誌が報じたところによると“婚前契約”がネックになっているという。
「婚前契約とは、結婚前に結婚してからの生活スタイルや離婚の際の財産の分け方などについて夫婦で決めておくことです。ハリウッドスターのあいだでは珍しくないものです。渡辺と南の場合、渡辺側に何らかの不都合があって離婚する場合に、ふたりの財産はほとんど南に譲るという内容があるそうですが、渡辺としては軽井沢にある別荘だけは自分に残したいという思いがあって、それが離婚のまとまらない理由のひとつになっているようです」（芸能ライター）
一方、南もまだ離婚の決心が固まっていないように見える。
渡辺の多忙も影響
「別の女性誌から直撃取材を受けた南は、離婚協議について『先方のこともありますから、この場で詳しくは申し上げられない』、『（夫を）仕事に集中させてあげたい』と煮え切らないコメントをしていました。また、かねてから親交のある瀬戸内寂聴に相談をしたとき、寂聴は『あんな素敵な男はめったにいないから別れないほうがいいよ』と答えたそうです。離婚の方向が定まっていれば、双方の弁護士が条件を詰めるだけですが、彼らはまだそうなっていません。離婚話は進んでおらず、どっちに転ぶか分からないのが現状だと思われます」（同・ライター）
渡辺は現在、大河ドラマ『西郷どん』（NHK）放送と撮影中で、6月にはロンドンでミュージカル『王様と私』に出演する予定もある。さらには来年5月に全米公開されるハリウッドの実写版ポケモン映画の出演も決まっている。
当面、互いに向き合う時間もなさそうなので、結論が出るまでの時間はさらにかかりそうだ。