四国と中国地方が分かれたのはいつ?

| 日刊大衆
四国と中国地方が分かれたのはいつ?

 我々は日々の生活に追われるあまり、ちょっと前のことを忘れがちです。たとえば携帯電話が普及していなかった二十数年前の暮らしのことを思い出せない人も多いのでは? 今回は「ほんの少し前の歴史」を振り返ってみましょう。(文中敬称略)

【Q1】80年代に自民党の女性代議士は何人いた?  1993年に「55年体制」が崩壊して以降の自由民主党総裁は、河野洋平、橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、谷垣禎一、そして再び安倍晋三と続いています。この中で、親の地盤を引き継がなかったのは森喜朗のみです。さかのぼって昭和の時代、自由民主党の総裁として活躍した、三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘……いわゆる「三角大福中」のうち、世襲議員は一人もいませんでした。

 ほんの30年で、日本の最大与党の状況は大きく変わっているのです。世襲議員の占有率増加にははるか及ばないものの、微増しているのが女性議員の数です。現在、衆議院には自民党所属の女性議員が21人います。他の先進国と比べると、まだまだ少ないものの、昭和の頃に比べれば、かなり増えてはいます。それでは、1980年代には、自民党所属の女性衆議院議員は何人いたでしょう?

(1)10年間で0人 (2)最少で1人、最多で3人 (3)最少で2人、最多で7人

【Q2】江戸時代にはなかった武術はどれ?  日本に昔からあると思われがちなものの中にも、実は歴史がさほど古くないものはたくさんあります。たとえば「仏教」という言葉。これは、明治維新後に「キリスト教」と対比する形で使われるようになった表現です。6世紀の伝来以降、我が国では1000年以上にわたって「仏法」または「仏道」と言われていたのです。

 鍋料理には欠かせない白菜が、日本で栽培されたのは20世紀になってから。日清・日露戦争に従軍した兵士が持ち帰ったのが普及のきっかけのようです。ちなみにお隣の朝鮮半島でも白菜が持ち込まれたのは20世紀初頭のこと。おなじみの白菜キムチの普及はそれ以降のことだとされています。

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