猫にやさしい国、トルコならではの光景なのかもしれない。猫が「ここ!」と決めた場所はなんと、地下鉄の出口のエスカレーターの真ん前である。
だもんだから多くの通勤者たちが次から次へと通っていくのだが、全く意に介さない。人をただの動く棒くらいにしか思っていないようだ。
すごく通行量の多い場所である。だって地下鉄の出口、エスカレーター降りてすぐの場所なんだもの。だが猫はそんなことは気にしない。
ここで昼寝をするから、おまえら邪魔すんなよ。
っと言わんばかりだが、邪魔なのはどっちなんだろう?
トルコの人々も慣れたもので、踏みつけることなく器用にそこを通っていく。てかあたりまえのように猫をよけながら通っていく。
誰も猫を移動させようとしないあたりもすごいな。猫がそこにいたいというのならしょうがないってやつかな。
そういや石のベンチにどっしりと腰をおろすその姿がいとおしかった猫のトンビリ氏は、亡くなった後、彼の姿を永遠に残すための銅像が作られたぐらいだから、トルコの猫好きは本物なのだろう。
貫禄のある座りっぷりが話題を呼んだトルコのふとっちょ猫が虹の橋へ。その姿を永遠にと銅像が設置される : カラパイア