年末調整のチェック工数を60%削減 年末の残業から人事部を解放します

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ラクラス株式会社は、年末調整の申告データと控除証明書とを照合する工数を60%削減する「年末調整支援システム」を開発しました。これまで年末調整の照合作業は、給与の専門知識を持った人材が多大な時間をかけて行う手作業でした。このシステムを用いれば、未経験者であっても正確に照合作業を行えるようになります。ラクラスは年末調整支援システムを、アウトソーシングサービスまたはクラウドサービスとして、大企業を中心に販売いたします。




[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzODk5OCMxOTczNzYjMzg5OThfeE1wakJiS1NFZy5wbmc.png ]

「年末調整の申告データを社員がウェブから入力するクラウドサービス」は、既に市場に出回っています。しかし、社員が入力した申告データが、控除証明書の記載内容と合致しているかを照合する作業は、いまだ人事部の手作業として残ったままです。控除証明書のフォーマットが保険会社ごとに異なるために、ITによる自動化はこれまで困難とされてきました。

ラクラスの年末調整支援システムは、控除証明書を発行した保険会社を自動判別し、照合すべき項目を枠で囲った画像データとして、ディスプレイに表示します。控除証明書ごとに枠の位置は変わります。並んで表示される申告データと照合すれば作業は完了です。枠で囲われた項目を照合するだけですから、未経験者に任せることもできます。

当システムの開発に当たっての課題は処理スピードです。通常の画像処理技術では、年末調整の限られた期間内に膨大な枚数の控除証明書を自動判別することは困難でした。ラクラスは、特許を取得した高速マッチング技術により、自動判別の高速化を実現しました。

当システムを用いて、2017年末に5万人分の照合作業を行ったところ、これにかかる工数は従来の手作業に比べて60%削減されました。

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