19歳・葵わかな「わろてんか」アラフォー役に冷たい意見

| まいじつ
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朝の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)の微妙な視聴率推移が話題になっている。2月22日放送の第119話の平均視聴率は19.8%で、16日に放送された第114話が過去最高の22.5%を記録してから、わずか4話で大台の20%を割りこんでしまった。

トータルで見れば大きな落ち込みもなく安定した人気を誇っているが、インターネット上では《葵わかなのお母さん役があまりにも若過ぎる》、《息子の方が年上ってさすがに無理があるだろ》と、特にここ最近のストーリーに対する設定上の違和感に疑問の声が広がっているのだ。

「現在、ドラマのなかで葵の役は40歳を超えた年齢になっていますが、どこからどう見ても実年齢の19歳にしか見えません。また、息子役の成田凌は現在24歳で、母親役の葵より5歳も年上です。役柄に合わせてもう少し中年に見えるメイクにした方がいいのにと思っている視聴者は多いでしょう」(芸能記者)

今後、葵は50代までを演じる予定だというが、40代を演じている現在で違和感があるようだと、今後は一体どうなってしまうのだろうか。

「葵は朝ドラのオーディションに3度目の挑戦で『わろてんか』のヒロインの座を射止めました。それ以前はアイドルユニット『乙女新党』のメンバーとして芸能活動しており、女優としてのキャリアは数年程度です。まだ10代ということもあり、これから女優として活動していく上で、事務所があまり老けた役柄のイメージを付けたくないため、メイクを抑えめにしているいった話が、まことしやかに囁かれています。一部の制作関係者からは皮肉交じりに『まさに“奇跡のアラフォー”だな』と言われているようです」(同・記者)

過去にはヒロインが代わったということも

2012年に放送されていた『カーネーション』では、糸子役を演じた尾野真千子が老け役を全うせず、夏木マリにバトンタッチしたという前例がある。このときには、視聴者から「いまさらヒロインを交代させるな」、「演技派の尾野なら老女役もできるはず」といった反対の声が広がった。

朝の連続テレビ小説の場合は、半年にわたって毎日放送されるので、視聴者のヒロインに対する思い入れも強くなり、急に役者が交代すると冷めてしまうという感情があるのも事実だ。

最近の50代はかなり若々しいとはいえ、ドラマ上で葵が演じるてんが生きた時代は、まだ昭和初期のころの話。さすがにいまのままのメイクで中年女性を演じることはないだろうが、はたしてどうなるだろうか。ドラマ終盤の葵の演技と併せて、どう変わっていくのか楽しみだ。

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