視聴率「危険水域」のドラマ相棒は終了か?それとも…

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人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)が、終了の危機に瀕している。2月21日に放送された第17話の平均視聴率は12.0%だった。

「普通のドラマなら12%は文句ない数字でしょうが、主人公の杉下右京役の水谷豊は『視聴率が15%を割ったら辞める』と言っています。第17話までは今シーズンを通じた平均視聴率が14.9%なので、このまま平均視聴率が下がれば番組の存続を考えなければならないでしょう」(ドラマライター)

現在放送中のseason16は、おそらくあと2~3話を残すのみ。仮に全話平均視聴率14%台だったとしても、簡単に人気シリーズを終わらせてしまうのだろうか。

「いまのテレビ業界全体の視聴率低下は深刻です。連続ドラマであれば、ふた桁視聴率は十分に合格です。11%でヒット。12%以上なら大ヒットといわれるなか、14%は有力な人気コンテンツといえます。テレビ朝日もすんなり終わらせると思えません。水谷が辞めたいと言っても、局がなだめるでしょう」(テレビ雑誌編集者)

反町降板の方向で調整か

視聴率不振の原因は、相棒役の冠城亘を演じる反町隆史だとされている。反町が登場したseason14と15は、それぞれの全話平均視聴率が15.3%と15.2%だった。反町が出演を始める前に、成宮寛貴が相棒役を務めていたseason11~14は、すべて同17%以上を記録していたためだ。

「冠城は登場当初は法務省の現役官僚で、警視庁に出向してきたという設定でした。その後、刑事に興味を持ち、警察官に転職しています。しかし最近では、杉下が冠城に『頭の悪いあなたには分からないでしょう』とか『おやっ、あなたにしては珍しい』など、元キャリア官僚に嫌味な台詞を言うようになりました。そろそろドラマ内でも降板させる方向に持って行っている感じがします」(同・編集者)

しかし、反町を降板させるには水谷自身の過去の言動が問題になるのだという。

「水谷は反町のことをかなり評価した上で起用し、最初に『僕らは出会うべくして出会った』と褒めちぎっていました。しかし、視聴率悪化の原因を押しつけて降板させることならできるでしょう」(同・編集者)

水谷は内心で視聴率の低下を望んでいるかもしれない。

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