盲目芸人・濱田祐太郎「審査方法変更」が奏功しR-1優勝!

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ひとり芸の日本一を決める『R-1ぐらんぷり2018』の決勝戦が3月6日にフジテレビで行われ、濱田祐太郎が優勝した。ほぼ盲目だという濱田は、白い杖を手に舞台に登場し、盲目の生活を笑いに変えて観客を沸かせた。

今回は過去最多の3795名がエントリーし、決勝戦には準決勝を勝ち進んだ10名と、決勝当日に行われた『復活ステージ』を勝ち抜いた2名の計12名が臨んだ。そしてファイナルステージは、おぐ、ゆりやんレトリィバァ、濱田の3名で争われ、濱田は12票を獲得し、2位ゆりやんレトリィバァの5票、3位おぐの4票を引き離す圧勝だった。

「濱田の優勝は、盲目の人の希望になる明るいニュースです。全国の目のが不自由な老若男女から『濱田さんをお手本として、強く生きていきたい』、『ものすごく感動したし勇気をもらった』という声がテレビ局に届いています」(芸能関係者)

盲目を度外視しても洗練されたネタ

今回のR-1では前回から審査方法が変更されていた。

「過去の大会の審査結果を巡って、審査員の投票と視聴者投票がかけ離れていると批判されたこともありました。そのため今年は、視聴者投票が重要になるように変更されたのです。テレビの『dボタン』を使って投票される視聴者投票が6ポイント。5人の審査員が各自3ポイントを投票する審査員投票が15ポイント。この総計で勝者を決めました。しかし、今年は決勝ラウンドでふたつのブロックが同点となる異例の展開。それがいずれも規定により、視聴者投票で勝ったゆりやんと濱田が勝者となって決勝に進出したのです」(お笑いライター)

濱田には早速「見ている人が元気になる」ということでオファーが殺到しているそうだ。

「ハンディキャップを持つ者の生きる希望みたいな感じで報道されていますが、ネタとしてもかなり面白いし、洗練されている。ラジオもいけるんじゃないかな」(放送作家)

自分が置かれている状態を嘆かずに笑いに変える濱田。今後の活躍が楽しみだ。

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