福山雅治が映画賞授賞式で公開処刑!?

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3月2日に『第41回日本アカデミー賞』が発表され、日本テレビで授賞式の模様が放送された。

授賞式では、是枝裕和監督の『三度目の殺人』が最優秀作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞のほか、役所広司が最優秀助演男優賞、広瀬すずが最優秀助演女優賞を獲得して6冠に輝いた。同映画は興行収入も14.6億円の大ヒットを記録しており、DVDやBDを発売をする際の売り上げも期待されている。しかし、この映画に主演した福山雅治は主演男優賞にノミネートすらされていなかった。

作品はいい、監督もいい、脚本もいい、編集もいい、助演男優も助演女優もいいのに、主演には何もないというのは屈辱以外に何者でもないだろう。

授賞式で是枝監督は「狭い空間の中で福山雅治さんとふたりで芝居を作り上げました。福山さんにも感謝したい」とフォローするコメントをし、役所も「(長崎の)同郷なんですよ。勝手に親近感を持っていて、いい男でしたね。性格も素晴らしかった」と福山を絶賛したが、その場にいないのでかえって違和感を抱く人がほとんどだった。

映画自体は高評価だが…

この出来事に福山ファンからは《ましゃが、かわいそう!》、《仲間外れにするなんて酷い》、《主役だけがノミネートされないなんて不自然》といった投稿がインターネット上にあった。だが、それ以上に冷静な意見も目立っていた。

《受賞に値しないからでは?》
《これは恥ずかしい 忖度ないんだねw》
《結局それだけの価値なんじゃないの?》
《ましゃが日本アカデミー賞とはいえ演技力で評価されると思った?》
《だって本業がよくわからないですし…》
《そりゃ受賞に値しない演技ならノミネートすらされないでしょう かわいそうとか言っちゃうこと自体かわいそうだし恥ずかしいから、そこはファンならスルーしてあげなさいよ》

三度目の殺人は映画の評価が高く、映画評論サイトの『映画.com』では3.4、『Yahoo!映画』では3.6と高い数字を獲得している。しかし、福山の演技に触れているレビューは少なく、関心が低かったといえる。

結婚発表をして所属芸能事務所の株価を下げるほどの人気を誇ったのもすでに過去のことなのかもしれない。《50代近い俳優さんなのに、いまだにファン悲鳴ってタイトルになっちゃう存在。ファンありきで福山雅治みたいな。でも、これは福山自身が作ってしまったようなものだよね。》 という意見があるが、いまはこの状況から脱却するチャンスなのかもしれない。

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