西暦2030年の未来からタイムトラベルしてきたと自称する男性が、現代のうそ発見器によるテストをパスした。つまり、彼の言っていることは本当だということなのだろうか。
男性は自らを“ノア”と名乗り、匿名で顔もモザイクをかけるという条件で未来の情報をYouTubeにアップし、こう語っている。
「時間をさかのぼって、わたしにとって過去の人類に未来の危険を警告することは、わたしの命を危険にさらします。だから匿名で顔を隠して話します。わたしは誰もだますつもりはありません。わたしがこうして話す唯一の目的は、タイムトラベルが存在し、わたし自身がタイムトラベラーであるということです。タイムトラベルは2003年に可能になったんですが、ごく一部の権力者が独占し、一般に公開されたのは2028年でした」
また、詳細は明かされていないが、ノアをうそ発見器でテストしたところ、うそだと判断されることはなかったという。
そのうえで、ノアが未来の情報の一部を語った。
2030年までに起こる出来事とは…
「現金もちょっとは使われていますが、仮想通貨の方が普及しています。2030年には一般人もタイムトラベルできるようになります。2032年にラナ・リミキーという謎の人物がアメリカの大統領になります」
未来から来たことを証明する様々な証拠もあるというが、タイムパラドクスを引き起こさないよう、提示することはできないそうだ。
また、現代から2030年までに起こる出来事も明かした。
「トランプ大統領は再選します。その後、人工知能(AI)が世界を統治することになります」
しかしオカルト事情通は、「うそ発見器は意図的にうそをついている人を調べることはできます。しかし、自分の妄想を妄信している人は、自分でうそをついているとは思ってませんから、引っ掛からないのです」と指摘する。
果たしてノアはタイムトラベラーなのか、狂人なのか…。