松本潤が大勝利「キムタクに引導」ドラマの顔は世代交代へ

| まいじつ
画/彩賀ゆう

『嵐』の松本潤主演を務めた連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASON2』(TBS系)の最終回が3月18日に放送され、平均視聴率21.0%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)を記録した。これで全話通じての平均視聴率が17.6%となり、今クールのドラマでは木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の同15.2%を抑えてナンバーワンとなった。

「キムタクのBGに2.4%の差を付けました。3位の石原さとみ主演『アンナチュラル』(TBS系)が全話平均視聴率11.1%で、この3作品以外はすべて10%以下ですから、99.9とBGの健闘ぶりが目立ちました」(テレビ雑誌編集者)

99.9は今回のドラマが2シリーズ目だ。

「前作は平均視聴率17.2%でした。前作は初回こそ15%台でしたが、後半に伸びて19%台を記録する回もありました。今回も初回が15%だったものの、その後に2度の18%台を記録し、最終回に20%の大台を超えた。この数字の伸びを考えると、見るたびに視聴者は面白く感じていたという見方もできます」(同・編集者)

通常は、連続ドラマの視聴率は初回が高くなる傾向がある。そして、トータルで高視聴率を記録する作品は、最終回で最高視聴率を記録するケースが多い。

「松潤には視聴者を引っ張る魅力があるのでしょう。放送回を重ねるたびに数字が上がるという結果にも表れている感じです」(ドラマライター)

世代交代は決定的

一方、木村のBGも、かろうじて「木村なら15%以上」という前評判からの面目を保てた。しかし、松本と木村の“世代交代”がやってきたという意見が増えた。

「今回、松本が2作連続で、平均視聴率17%越えを達成したとなれば、ジャニーズの連続ドラマ俳優の“看板”は入れ替わるでしょう。これまでは、何を置いてもキムタクがジャニーズの顔でした。しかし今後は“松潤ありき”に方向を変換せざるを得ない。いよいよ世代交代かもしれません」(ジャニーズライター)

現在、ジャニーズ事務所内の序列は近藤真彦、東山紀之、滝沢秀明、その後に木村と松本が控えていると言われている。

「ジャニー喜多川社長が今後、演出担当とプロデューサーの候補を滝沢と松潤に絞ったことはマスコミに明言しています。すでに松潤は序列で木村の上にきたと見るべきでしょう」(同・ライター)

いずれにせよ、ジャニーズ事務所の大物タレントが主役を務めるドラマの強さを見せつけられた今クールだった。

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