天才テリー伊藤対談「柄本佑」(4)長編映画を作る時俺も使ってほしい

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天才テリー伊藤対談「柄本佑」(4)長編映画を作る時俺も使ってほしい

テリー お休みの日は、何をしているんですか。

柄本 だいたい映画館に行っていますね。

テリー あれれ、お父さんと同じじゃない。

柄本 アハハハハ、自然にそんなことになっちゃいました(笑)。去年6月に子供が生まれてから、なかなか行く時間がなくなっちゃったんですけど。

テリー よく足を運ぶところはある?

柄本 名画座が多いです。お金のない中高生の時は、池袋の新文芸坐によく行きました。あそこは特集を組んで毎日違う映画を上映しているので、学校をサボって通っていました(笑)。

テリー たいていの映画は今だとDVDでも観られるじゃない。それはダメなの。

柄本 映画って、やっぱり映画館で観るように作られていて、スクリーンで観ないと本当のおもしろさ、すごさがわからないと思います。俺は映画だけでなく、映画館という環境も好きなんです。

テリー 洋画と邦画なら、やっぱり洋画派?

柄本 いえ、邦画も好きですよ。相米慎二監督の初期の3本「翔んだカップル」「セーラー服と機関銃」「ションベン・ライダー」は大好きで、影響を受けましたね。中学の時には増村保造監督の作品にハマってしまって、大好きになった若尾文子さんの写真集とか買いましたね。

テリー いいね、若尾文子さんは今もキレイだし。

柄本 ですよね! いや、あの童顔から出る低い声がエロくて、好きだったな。

テリー 中学生でその域に達していたら、もう変態だよね(笑)。

柄本 アハハハハ。他には木下恵介監督、川島雄三監督、成瀬巳喜男監督なんかも。

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