2019ラグビーW杯日本大会成功への大切な人たち ボランティア1万人募集

| ラグビーリパブリック

 ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、来年日本で開催される同大会のボランティアを今年4月23日から募集すると発表した。公式ボランティアプログラムの名称を「NO-SIDE(ノーサイド)」とし、約1万人で構成されるボランティアプログラムの参加者には、世界中から日本を訪れる全ての方々を温かいホスピタリティで迎え、ラグビーの価値と母国の魅力を伝える大会の顔として活躍していただく。

 ボランティアの応募方法はオンラインによる申し込みとなり、ラグビーワールドカップ大会公式ウェブサイト(www.rugbyworldcup.com/volunteers)で応募できる。その後、面接を経てボランティアチーム「TEAM NO-SIDE」に加わる参加者が決定した後、2019年から研修をおこない、9月20日から始まる大会本番に備える。

 参加者には、試合会場周辺における運営補助、最寄り駅や空港における案内、ファンゾーンにおける来場者サービスなど、さまざまな活動に参画いただく予定。より細かな詳細は後日公式ウェブサイト上で発表される。

 ラグビーワールドカップ2019組織委員会の嶋津昭事務総長は、「大会ボランティアは、アジアで初めてのラグビーワールドカップを成功させる上で、非常に重要な役割を担い、観戦客にとっては“大会の顔”となります。日本ラグビーが育んだ『ノーサイド精神』とともに、日本中、世界中から訪れる全てのお客様を迎え入れたいと思います。ぜひ、多くの皆さまに関心を持っていただき、ご応募いただくことを心待ちにしています」とコメントした。

 国際統括団体であるワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、「大会の価値を伝え、成功を収めるにはボランティアチームのチームワークと情熱が不可欠です。2015年イングランド大会においても、ボランティアチームは大会の中心にあり、ファン、チームにとって非常に重要な役割を担いました。彼らのおかげで、大会をお祭りのような素晴らしい雰囲気にすることができました。日本のホスピタリティ精神の素晴らしさは世界中で知られており、2019年の日本大会に関わる全ての人に思い出に残る体験をしていただくために、『TEAM NO-SIDE』が重要な役割を果たすことを確信しております」と期待する。

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