スポーツ中継サービス「DAZN」加入者大幅増の裏事情

| まいじつ
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NTTドコモのストリーミングサービス『DAZN for docomo』の会員数が100万人を突破したと発表した。2017年2月のサービス開始から、約1年1カ月で大台を突破したことになり、その堅調ぶりをアピールしている。

DAZNはスポーツ専門の動画配信サービスで、2017年からJリーグの中継権を独占したことで話題になった。だが、サービス開始当初はタイムラグが大きいことや、動画がカクカクすること、画質がすぐに悪くなって中継が止まってしまう、予定されていた試合が直前になって配信されないなど、多くの問題が発生し、加入者数が伸び悩んでいた。しかしその後、運営会社のパフォームがNTTドコモとの業務提携を発表。ドコモユーザーであれば月額1750円(税抜)が980円(税抜)になることが加入者の増加を後押しし、画質と動画再生の安定性が向上したため、ドコモユーザーだけで100万人に達した。

「パフォームはドコモと契約料をレベニューシェア(利益分配)しているので、ドコモユーザーの支払った980円すべてが売上になるわけではありません。ですが、ドコモを経由して加入者数が増加したわけですから、提携は成功といえるでしょう。ストリーミング視聴の難点はパケット通信料がかさむことです。自宅でWi-Fi経由なら問題ないのですが、外出先の視聴の場合は通信量があっという間に増えてしまいます。今後、仮にドコモがDAZNのデータ通信量を無料にするキャンペーンなどを展開したら、契約者はさらに増加するでしょう」(ITジャーナリスト)

Jリーグ中継権を奪われたスカパーは…

一方、DAZNの躍進で業績が伸び悩んでいるのが『スカパー!』だ。同社が3月20日に発表した業績予想によると、2018年3月期本決算の経常損益は前回予想から下方修正され、35.7%減益の160億円になる見通しだ。

「スカパーは累計加入件数の減少や、Jリーグ放映権喪失などが影響して純利益は減少傾向にあります。

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