喪主の約半数が葬儀に「後悔」。知識不足で費用が2倍になることも

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喪主の約半数が葬儀に「後悔」。知識不足で費用が2倍になることも

現在日本では、「超高齢社会」に続いて「多死社会」がやってくると言われています。こうした中で求められるのが、葬儀に関する正しい知識、すなわち『葬儀リテラシー』です。
株式会社公益社では、このたび「葬儀リテラシー」をテーマにした意識・実態調査をおこないました。

葬儀では費用や火葬場の予約など「想定外」の出来事が

今回は、20~80代の喪主経験者500名を対象に調査を実施。葬儀を迎えるにあたっての準備の実態や、『葬儀リテラシー』と葬儀の満足度の関係性などについて調べました。
喪主経験者に、「あなたが喪主を務めた葬儀において、後悔していることはありますか?」と聞くと、49%と約半数が「ある」と回答。その理由としては、「本人の希望を聞いておけなかったこと、親戚や知人などの把握ができていなかったことなど、全てにおいて後悔している」(44歳・女性)、「安易に近所の葬儀会社へ依頼してしまったが、もっと事前に葬儀について調べておくべきだった」(60歳・男性)などがあがっており、事前の準備不足を後悔する人が多いようです。
さらに、喪主を務めた葬儀において、「想定外のことがあった」人も、53%にのぼりました。具体的には、「費用が想定の2倍以上になった」(61歳・男性)、「冬場の混雑期で、火葬場がなかなか押さえられなかった」(73歳・男性)など、費用や火葬場に関する声が多くあがっています。

「葬儀に関する知識不足を感じた」約7割

そこで、「喪主になってから、葬儀に関する知識不足を感じましたか?」と聞いたところ、68%と約7割もの人が「感じた」と答えました。実際に、「喪主になる前から、準備に必要な知識・情報を事前に収集していた」人は2割台(27%)にとどまっており、『葬儀リテラシー』が低いまま喪主になった人が多い様子がうかがえます。
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