米陸軍特殊部隊による年次国際スナイパー競技会(ASOC ISC: Army Special Operations Command International Sniper Competition)が3月18日~22日に、ノースカロライナ州フォートブラッグでおこなわれた。第1特殊部隊グループ(空挺)から出場したスナイパーチームが、競合ひしめく全40チームの中でトップに輝いている。
Photo Credit: U.S. Army photo by Sgt. 1st Class Jacob Braman
優勝したのは、デービッド曹長とクオン一等軍曹のチーム。
写真はデービッド曹長と無線を使って通信しているクオン一等軍曹。マスターピース・アームズ(MasterPiece Arms)製スナイパーライフルシャーシを使っている。
デービッド曹長は「寝不足で初日は思うようなスタートが切れなかったが、休息をとってからようやくいい方向に動き始めた」と語っている。なお、両名とも任務に支障を来す理由からフルネームの公開はおこなわれていない。
Photo Credit: U.S. Army photo by Sgt. 1st Class Jacob Braman
「陸軍ジョン・F・ケネディ特殊作戦センター学校(John F. Kennedy Special Warfare Center and School)」と「第1特殊作戦訓練グループ(空挺)(1st Special Warfare Training Group (Airborne))」をホストとしたこの競技会。4泊5日の中で22種のイベントがおこなわれ、ドイツ、アイルランド、オランダ、フランス、イタリア、シンガポールの特殊部隊の他、国内からは海軍特殊作戦司令部、海兵隊スカウトスナイパー兵学校、陸軍スナイパー学校、第75レンジャー連隊からそれぞれ腕自慢のスナイパーチームが参加している。