実写版「聖☆おにいさん」の染谷将太と松山ケンイチに向けられた期待と不満

| アサジョ
実写版「聖☆おにいさん」の染谷将太と松山ケンイチに向けられた期待と不満

 中村光の大人気漫画「聖☆おにいさん」の実写ドラマ化キャストが発表され、期待と不満の声が拮抗しているようだ。

 累計販売部数1600万部。かの大英博物館「日本展示室」の最奥部に期間限定展示から常設展示に切り替えられたほどのこの作品は、ブッダとイエス・キリストが世紀末を迎え、東京・立川の安アパートで暮らしながら下界でバカンスを謳歌しているという設定のコメディだ。13年5月にはアニメ映画化され、ブッダの声を星野源、キリストの声を森山未來が担当して「このキャスティングで実写化してもおもしろそう」という声もあがっていた。16年11月にはついに実写ドラマ化が発表され、俳優の山田孝之がプロデューサー、山田とドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)でタッグを組んだ福田雄一が監督を務めることがわかり「これは絶対おもしろくなる」と期待値が上がっていた。

「ブッダを染谷将太、キリストを松山ケンイチが演じることが今年2月に発表されました。発表当時は『意外なキャスティングに期待』『2人とも演技上手だから安心』といった声が多数を占めていたようですが、時間が経つにつれ『オダギリジョーのキリストが見たかった』『マツケンはブッダ。キリストじゃない』といった声がじわじわ増加中なのだとか。原作漫画の設定を忠実に再現するならば、ブッダは長身で小太りの設定ですから、染谷は昨年3月公開の映画『3月のライオン』で見せた特殊メイクで作ったぽっちゃり体型に再度挑戦することになるかもしれません」(漫画誌編集者)

 公開中の映画「空海 KU‐KAI 美しき王妃の謎」では地毛をそり落とし、丸坊主で空海を演じている染谷。どんなブッダを見せてくれるか楽しみだ。

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