TOKYO MXが「おかげでした」終了のとんねるず出演を画策

| まいじつ
TOKYO MXが「おかげでした」終了のとんねるず出演を画策

1988年の放送開始以来、フジテレビの看板を担ってきたバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が3月22日に幕を下ろした。注目されていた最終回の平均視聴率はふた桁に届かない9.7%に終わり、改めてとんねるずの人気低迷が浮き彫りになった。

スペシャル版になることもなく、通常の放送枠で迎えた最終回は、『とんねるず』のふたりがヒット曲『情けねえ』の歌詞を替えて熱唱し、エンディングを迎えた。 「バラエティーを滅ぼすなよ」「フジテレビをおちょくるなよ」と、近年とかく批判を集めているフジテレビへの強い愛情を示す内容で、明るい話題がまったくないフジテレビ内もこれには沸いたが、翌日に青ざめる結果となった。

「最低でもふた桁視聴率を見込んでいたのですが、蓋を開けたら9.7%。いくら今年最高とはいえ、30年続いた番組の終わりとしてはあまりにも寂しいものでした。エンディングが感動的だっただけに残念です」(フジテレビ関係者)

これでレギュラー番組がなくなったとんねるずだが、石橋貴明は4月からフジテレビで新番組『石橋貴明のたいむとんねる』がスタートする。石橋がメインMCを務め、ミッツ・マングローブと共演する番組だ。

「これはいままでの“功労賞”的な意味合いが強い番組です。午後11時スタートの番組とはいえ、視聴率が悪ければ1年で終了する見込みです」(同・関係者)

まず石橋をコメンテーター起用したいMX

とんねるずはフジテレビのイメージが強い上に、みなさんのおかげでした最終回の低視聴率も相まって、他局はなかなかオファーをかけづらい状況となっている。だが、TOKYO MXがとんねるずの獲得を虎視眈々と狙っているという。

「フジテレビから切られる要因となった高いギャラも、相場はかなり落ちていて、MXもオファーをかけやすい状況です。まず石橋にコメンテーターとして起用し、将来的にはとんねるずのレギュラー番組ができないかとMXの局内で検討されています。『5時に夢中!』のレギュラー出演者であるミッツを通して、石橋を口説き落とすつもりのようです」(テレビ局関係者)

とんねるずがTOKYO MXに出演となれば“都落ち”などと揶揄されるかもしれないが、民放キー局のような“縛り”は緩いテレビ局なので、やりたいことができるだろう。

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