栄和人氏に続き「レスリング問題」で谷岡郁子副会長も辞任か

| まいじつ
Graphs / PIXTA(ピクスタ)

レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを受けていたという告発状が内閣府に提出された問題で、第三者の弁護士による調査報告書で複数のパワハラ行為があったと認定されていることがわかった。

協会は4月6日に東京都内で緊急理事会を開き、パワハラ行為が認定されたことを受けて、福田富昭会長ら幹部が「伊調選手、関係コーチ、その他の関係者の皆さまに、この場を借りて深くお詫び申し上げます」と謝罪をした。また、栄強化本部長から谷岡郁子副会長を通じて辞表が提出され、理事会はこれを受理したことも明らかにしている。栄本部長は「自分の不徳の致すところ」と話しているという。

伊調は所属するALSOKを通じて、次のようなコメントをしている。

《本日、レスリング協会が第三者委員会による調査結果について公表しましたが、まだ内閣府の調査が続いておりますので、最終的にはその調査結果を待ちたいと思います。日本レスリング協会がアスリートファーストの確立に尽力されることを信じており、私も協力してまいります。あらためて応援してくださっている皆さまに感謝申し上げます。》

パワハラを否定していた谷岡副会長は…

この件に関連して浮上してきたのが至学館大学学長の谷岡都子学長の辞任だ。谷岡学長は記者会見でパワハラ疑惑を否定し「彼女(伊調)は選手なんですか?」、「栄氏はパワーのない人間」「わたしが(練習場所を)使わせるといえば使うことができる」などと発言し、炎上騒ぎに発展したことは記憶に新しい。

そのため、インターネット上では栄氏とともに谷岡学長にも厳しい意見が目立っている。

《あのおばさんの発言もパワハラ認定して欲しいわ》
《だよね。

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