「ゆず」新曲の歌詞に政治色が強すぎてネットで賛否両論

| まいじつ
「ゆず」新曲の歌詞に政治色が強すぎてネットで賛否両論

2017年末の紅白歌合戦で初の大トリを務めた人気デュオ『ゆず』の新曲『ガイコクジンノトモダチ』の歌詞が、インターネット上で注目を集めている。

この楽曲は、ゆずが4月4日に発売した最新アルバム『BIG YELL』に収録されている。歌詞のなかに《美しい日本》、《靖国の桜》といった政治的とも捉えられるフレーズがあり、さまざまな意見がネット上にあふれている。

この歌はガイコクジンノトモダチというタイトルの通り、日本が大好きだという外国の友人を持った“僕”の心情を表現したもの。サビでは、日本に生まれ育ち、日々の生活を送っていることなどを歌った上で、次のような歌詞が登場する。

《なのに国歌はこっそり唄わなくっちゃね》
《なのに国旗はタンスの奥にしまいましょう》

さらに《靖国の桜》というワードも登場。これは、メディアでは右、左などと騒いでいるが、外国人の友人と一緒に見た靖国の桜は綺麗だったという意味で使われている。

「自分が大切だって思うことは、ちゃんと伝えたくて」

SNSではこの歌詞について賛否両論が投稿された。

《自分もゆずヲタだけどガイコクジンノトモダチは引いたよ》
《は!?ゆずの新曲?の歌詞、やばいなんてもんじゃない。一気に椎名林檎ぶち抜いてヤバさNo.1に踊り出たな。ガイコクジンノトモダチ、まずタイトルが…》
《ゆずの「ガイコクジンノトモダチ」という曲がアレだというから実際に見てみた。アレを超えてすごく気持ち悪い。ゆずってレイシストバンドの桜乱舞流化してるの?》
《ゆず、あまりにも残念な歌詞。日本は好きなのに、歌いたくない時に歌わされる国歌、見たくない時にあげさせられる国旗。たくさんの日本人を戦争に巻き込み殺した戦犯が祀られる靖国の桜の美しさは、いったい何を訴えているんでしょうね。 ゆず…》
《バッシング覚悟でこの歌を出した勇気はすごい。真面目なんだと思った。炎上ははまさに日本のこれまでの偏った教育の影響。この歌をきっかけに真実を調べ考える人が増え、改めて自分の考えを見つけられればい。アーチストだからできること。 ゆず新…》
《もう何年も前から私も息子もゆず大好きです なんで素晴らしい歌詞が炎上するかわかりませんね。この歌詞に批判的な人は本当に日本人なのか問いたいです。》

歌詞について、担当した北川悠仁は4月5日発売の雑誌『音楽と人』(2018年5月号)のインタビューで次のように語っている。

「文章にして読み上げるとかなり危険そうな内容も、ポップソングにしちゃえば、何だって歌にできるな、と思って書いてみたんだよね(中略)自分が大切だって思うことは、ちゃんと伝えたくて」

この歌で北川が伝えたかったことはきちんと伝わっているのだろうか?

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