ウミガメは進化によってヒレを手のように使えるようになり、クラゲを掴んだり、空手チョップまでお見舞いしたりできるようになったそうだ。
その貴重な瞬間をとらえた映像が公開されていた。
Hungry Turtle Eats Lion Mane Jellyfish
・ヒレを手のように使うウミガメ
従来、ウミガメは器用に物を操ることなどできないと考えられてきた。できるのは、ただヒレで泳いだり、方向転換したりすることくらいだというのが一般的な考えだったのだ。
しかしカリフォルニア州モントレー湾水族館の研究者たちは、その生態を撮影し続けたところ、実は彼らが驚くほど器用なのだということを知った。
ウミガメは餌となるクラゲに空手チョップを食らわせて運んだり、海底のホタテを転がしたり、サンゴにしがみついて海綿を食べたり、サンゴを梃子にして緩んだイソギンチャクを剥ぎ取ったりしているのだ。
・ウミガメのヒレの使い方は様々
ここでは8種のヒレの使い方が確認された(持つ、掘る、打つ、投げる、梃子(てこ)にする、払う、囲う、叩く)。
さらに食べた後に”指”を舐めるかのような仕草まで確認された。
モントレー湾水族館の科学ディレクター、カイル・バンホータン博士は、「ウミガメは手足を独立して動かせるほど前頭皮質が発達しておらず、社会的学習も行いません」と話す。
「にもかかわらず、まるで子供がやるように、”指しゃぶり”をしている姿を目撃しました。