更年期の症状があるときの食事のポイントとは?

| アサジョ
更年期の症状があるときの食事のポイントとは?

 40代後半から50代の閉経期にかけて起きる更年期障害。さまざまな不定愁訴が起こるといわれていますが、この時期の食事はどんなことに気を付ければいいのでしょうか。

 更年期で一つ知っておきたいのが、「セロトニン」のこと。主婦の友社編集の「効く!食事療法大全 大満足レシピベスト400」(主婦の友社刊)によると、セロトニンには、麻酔のように痛みをやわらげる「鎮静効果」が認められているそうです。また、ストレスに直接作用する、ノルアドレナリンをコントロールする役割も担うとか。イライラを抑えるというのはありがたいですね。更年期では、ぜひともセロトニンを増やしたいものです。

 セロトニンを増やす一つの方法が、朝日を浴びながら朝食を取ることだそう。もし、屋外で食べられるならそれが一番。でも、なかなか難しいと思いますので、カーテンや窓を開けて、爽やかな朝の空気を取り入れながら過ごすとよさそうです。

 また、食材はセロトニンの原料となるトリプトファンが豊富な、大豆、乳製品、卵などがオススメ。プロスポーツ栄養士である川端理香さんの「仕事のパフォーマンスが劇的に上がる食事のスキル50」(かんき出版刊)では、セロトニンを増やすにはソーセージ、焼き鮭、鮭のほぐし身(サケフレーク)、魚、大豆、卵、乳製品などが勧められています。他にも、豆乳や牛乳などもよいのだそう。

 女性にとって、更年期はつらい時期かもしれません。でも、ちょっとした工夫を積み重ねることでセロトニンが増え、快活に生活ができるかもしれません。試してみる価値はありそうです。

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