折り紙の発祥は?なぜ「鶴」のイメージが強いの?博物館で歴史をたどってみた

| Jタウンネット
折り紙の代表はやっぱり鶴(画像はイメージ)

[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年4月11日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、加賀市にある日本折紙博物館から中継をしていました。

館内には、立派な鎧兜。これも大きな折り紙でつくっているそうで、糊なども一切使っていないそうです。


折り紙の代表はやっぱり鶴(画像はイメージ)
やっぱり縁起がいい

日本折紙博物館には、外国人や小学生などの作品も含め、約10万点もの作品が展示されています。

折り鶴だけでもいろいろな種類のものが飾ってあります。3羽の鶴がしっぽでつながっているもの、8羽の鶴が羽でつながり円を描いているものなどなど、どれも1枚の折り紙で作られています。

さて、折り紙といえば、折り鶴のイメージが強いのですが、なぜここまで鶴が定着したのでしょうか?

先ほどのいろいろな種類の折り鶴は、江戸時代の本をもとに作られているのですが、もともと折り紙はもっと古くから親しまれているのです。

日本折紙協会によると、折り紙は平安時代から貴族の間で親しまれており、たまたま折ったものが鳥に似ていたことから普及したそうです。

なぜ鶴になったのかというと、やはり「鶴は千年、亀は萬年」と縁起が良いから。

そして、江戸時代は武士が刀などを折って楽しんだそうで、庶民に広まったのは江戸時代からだそうです。貴族の文化が、武士、庶民にも広まった、歴史ある遊びなのですね。(ライター:りえ160)

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー