女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也の謝罪会見に、世間や身内からも批判が続出していることを『バイキング』(フジテレビ系)が特集。中でも謝罪会見の時に「捜査中なので」という言葉で、事件の詳細をにごした山口に疑問の声が相次いだ。
番組では「TOKIO山口達也(46)強制わいせつ容疑『捜査中なので…』発言に違和感の声」と題して、山口が謝罪会見で記者から質問された時に「捜査中なので…」という言葉を多用し明言を避け続けたことを問題提起。番組出演たちからも異論や反論が続出した。
番組MCの坂上忍は「捜査中なので…という言葉を多用してしまうと、どうしても弁護士の先生の入れ知恵感を感じちゃって、謝罪の場なのに、自分の身を守る臭がものすごく強く感じる」とする一方で、「今回は、不起訴になる可能性が高いのだとするならば、(会見の時に)普通に覚えていることを言っちゃってもいいんじゃないのかなと何となく思っちゃった。理想論かもしれないけど」と、持論を展開した。
弁護士の佐藤大和氏は「弁護士の立場からすると、今後供述が変わる可能性が出てくるので、(事件の詳細は)まだ言わないでほしい。不利になる可能性もあるので…」「一方で女性に対する配慮で不用意な発言をすることによって被害女性を苦しましてしまう可能性もあるので、だからこそ『捜査中』という言葉を使ってくださいと言うこともある」と解説。
同じく弁護士で元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏は「おそらく、彼(山口)はアルコール依存症に近い状態なんだと思うんです。そうすると記憶能力が激減する。本当は覚えてないことは多々あるんだと思う。(謝罪会見で)何か聞かれた際に答えると、どんどん細かい質問がきますけど、そのたびに『すみません。覚えてないんです』と言うと心象が悪くなる。覚えていないことを言ってのけるのを避けるために『捜査中』という言葉を使ったんだと思う」と分析した。
また、坂上は「『捜査中ですので……』という言葉は保身の言葉がムンムン漂っちゃうから、『たぶん(お酒を)すすめてないんですけど、こうなった以上、そこらへんは自信はないんですが』とか、言葉っていくらでもあると思う」と述べ、東国原英夫氏は「(被害者と)示談が成立してるんですよね。示談書の中に、あまり内容については詳しく述べるなという契約内容がるかもしれない。だったら『いま示談が成立していて、この件については申し上げられません』とか(言うべき)」とし、昨今の官僚の答弁になぞらえながら「『捜査中』とか『訴追のおそれがある』とか、どれだけマイナスのイメージがあるか、エンターテイメントをやる人間としては気を付けないといけない」と、山口に苦言を呈した。
坂上は「それこそ、泥酔状態だったので、記憶は不確かなんですけどと(あらかじめ明言した上で)自分が誠意を持って、自分の言葉で伝えていったほうが(よかった)」と、謝罪会見での山口の姿勢に終始納得のいかない様子だった。