KinKi Kids堂本光一、「周りがはやしたてるのは…」レディファーストの難しさを語る

Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)

 KinKi Kidsの2人が交互にパーソナリティを務めるラジオ『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)。4月30日深夜放送回には堂本光一が登場し、「女性が思っている男性の許せないところ」について持論を述べた。

 番組で募集していた「男性のこれだけは許せない」というテーマに寄せられたメールを読んでいた光一。そこに「久しぶりに会う女性に、開口一番『太った?』と言うこと。(中略)デリカシーのない光一さんはこの気持ちわかりますか」というメッセージが届き、光一はまず「デリカシーのない」という部分に「おい!」とツッコミを入れる。そして「うーん……開口一番は言わないですよね」と返答した。

 相手女性とフランクな間柄であればいいのでは、という見解を示しつつ、「太った」という言葉よりは「よし、“筋トレ”しよか!」という言い回しをチョイスすると語った。しかし最後に「でも、これヘタしたらセクハラになっちゃうからね。気を付けたほうがいいよね」と、男性への注意喚起を促していた。

 さらに、ヨーロッパに留学中だというリスナーからは、「ヨーロッパではレディファーストが当たり前のために、日本に帰ってくると物足りなさを感じてしまう」といった旨のメッセージも。このメッセージには最後に「男性は男性の、女性は女性の得意なところを生かしつつ、社会的に平等な世界になるのがいいと思います」という文で締められていたのだが、これを読んだ光一は「そうです。そう思います、本当に」と深く感心。「イタリアなんか行くとほんまにすごいもんね、男の人」と実体験から感じることがあったようだ。

 その一方で、日本でレディファーストを実行することの難しさを、男性視点から語る光一。「非常に難しいなと思うのは、男としてこれは当たり前やなって、やってあげるじゃないですか。(そうすると)周りが持てはやしたりするんですよね。あれ問題よね」「そういうふうにしてしまうと、当たり前にやれることも、『その行動いやらしい』みたいなふうになってしまうじゃないですか? そうじゃないのに。あれもアカンと思う」と持論を展開した。そして「この人の言うように、『男性は男性の、女性は女性の得意なところを生かして社会的に平等な世界』これ1番うまい、すばらしい。ビシっと最後、決めてくれたね。ボクが言いたかったことをちゃんと言ってくださった」と、リスナーのメッセージをベタ褒めしていた。

 光一はコンサートのMCでファンに対しキレキレの“毒舌”を発することが、ファンの間では有名。ファンに向かって「化け猫」「ブス」と言うなど、ジャニーズアイドルでは異質な“超ドSキャラ”だ。普通、ファンに向かってこんなことを言えばアイドルとして人気を得ることは難しそうだが、光一はそれがキャラクターとなり愛されている。その理由は、女性に対して今回のラジオで語られたような考えが根底にあるからなのかもしれない。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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