天才テリー伊藤対談「山中慎介」(3)世界王者の継続は妻のおかげですね

| アサ芸プラス
天才テリー伊藤対談「山中慎介」(3)世界王者の継続は妻のおかげですね

テリー ボクシングだと、チャンピオンになるまで収入的には苦しかったんじゃないですか。

山中 はい、やはりアルバイトはしないといけませんでした。いちばん長かったのは、新宿のラーメン屋さんですね。学生の頃から期待されていれば、スポンサーが付いたり、ジムからの契約金があったりしたんでしょうが、さっき話したとおり、僕は大学で成績を残せなかったので、夕方までアルバイトをしたあと練習に行くという生活を、日本チャンピオンになるまで、ずっと続けていましたね。

テリー 日本チャンピオンになったのは‥‥。

山中 27歳の時です。大学を卒業してからそこまでの5年間が、いちばんきつかったです。

テリー 山中さんは奥さんがすごい美人で、何かと話題にもなっていますが、2人の出会いはいつ頃だったんですか?

山中 彼女とは、日本チャンピオン初防衛の祝勝会で、初めて会ったんですよ。当時、僕の姉の家族が東京に住んでいて、旦那さんがスペイン料理のお店をやっていたんです。妻は、そこで働いているバイトの子の友達でした。

テリー そうでしたか。やっぱり、恋愛も軽いジャブから入っていったんですか?

山中 いや、そこでは意外としっかりと踏み込んで、狙っていきました(笑)。

テリー 最初からノックアウト狙いですか。何回ぐらいで倒せたんですか?

山中 2ラウンドKOですかね(笑)。お互い、最初からすごくフィーリングが合ったんですよ。それでデートを重ねて、結婚したのは世界チャンピオンになったあとです。

テリー やっぱりそこでは口説くために「絶対、世界を獲るから」みたいな夢を語ったんですか?

山中 いや、そういう話はしなかったですね。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ