「間違った習慣」の見直しで自然とお金が貯まるように?

| まいじつ
(C)KY / PIXTA(ピクスタ)

景気回復など全く実感できないまま、景気の後退局面を専門家が見据え始めている。「いまも頑張って節約をしているのに、なぜか思ったほど貯まらない…。これからどうなるの――」と、悲観的になる前に、普段の生活のなかに“間違った習慣”がないかもう一度見直してみよう。

銀行から引き出しをするときに、ついやりがちなのがコンビニのATMを利用することだ。無駄に手数料を取られてしまい、積み重なると結構な金額を払っていることになってはいないだろうか? 特に土日は通常よりも手数料が高い場合があるので注意したい。ただし、コンビニATMと提携しているネット銀行などの場合は、月に何回か手数料が無料になる場合もあるので、確認しておきたい要素のひとつだ。

光熱費や保険料など、月々必ずかかってくる固定費を口座引落にしている家庭は多いが、これはクレジットカード払いにした方がお得だ。カード決済の場合、引き落とし金額に応じてポイントがもらえるケースがあるので、積み重なるとちょっとしたボーナスになる。

カードを利用するのは引き落としだけではない。普段、スーパーで買い物するときも、現金よりもカード払いの方がお得になる。こちらも日々かかる出費なので、ポイントが知らず知らずのうちに貯まることになる。また、ウェブやスマホアプリで利用明細も確認できるので、家計の管理がしやすいのもポイントだ。

クレジットカードを活用する上で注意したいこと

重要なのは上手にカードを活用するということ。ポイントが貯まるからと言って、複数のカードを並行して使うのは、ポイントが分散されてしまい不効率だ。電車やガソリン代など“交通系”とスーパーやネット通販などの“流通系”の2種類を使い分けるのがいい方法といえるだろう。必要以上に複数のカードを所持することは、無駄に年会費を払うことにもなるので注意したい。

最後に、面倒でも家計簿をつける習慣を身に付けること。いまはスマホでレシートを写真撮影し、そのままアプリで管理することもできるので、思った以上に家計簿をつけるのは簡単だ。毎月のお金の出入りをきちんと形に残すことで、何が無駄な出費だったかも分かりやすくなる。

つい、何気なくおこなっていた習慣をあらためることで、貯金がしやすくなるケースを探してみよう。

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