山口達也と安室奈美恵の「W主演映画」が掘り起こされた理由

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山口達也と安室奈美恵の「W主演映画」が掘り起こされた理由

 アジア各国で大ヒットを記録したタイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の日本公開が9月22日に決まり、その題材に好奇の視線が注がれている。

 カンニングに奮闘する高校生らを軸とした痛快なクライム・ストーリーに仕上がった本作は、すでに16カ国で封切られており、とりわけタイ国内で興行収入の年間ベストを記録するなど、一大旋風を巻き起こしている話題作だ。

 しかし、本作の日本公開が報じられると、映画ファンが真っ先に頭に思い浮かべたのは、20年以上も前に製作された知る人ぞ知る日本映画だという。

「1996年の夏に、『バッド・ジーニアス』と同様に学生のカンニングをテーマとした日本のコメディー映画『That’s カンニング! 史上最大の作戦?』が公開されており、ネット上ではこの話題で大盛り上がり。というのも、カンニングという題材が酷似しているだけでなく、主演の2人が歌手の安室奈美恵と元TOKIOの山口達也という組み合わせなんです。引退と契約解除と立場は全く違いますが、2人とも今年表舞台から姿を消すとあって、『カンニング映画がまた今年に公開されるとは…』『カンニングの年なのか、2018年は』『まさか主演の2人がほぼ同時に芸能界を去ることになるとは』との反応がネット上に飛び交い、もはや『バッド・ジーニアス』を置き去りにした話題で盛り上がっています」(テレビ誌ライター)

 まさか、外国映画の日本上演をキッカケに、かつての共演作を掘り起こされるとは当人たちも想像すらしていなかっただろう。

 もちろん9月公開の「バッド・ジーニアス」と「That’s カンニング」は一切無関係。前者の封切り記念として後者がテレビ放映されれば大きな話題を呼びそうだが…忖度するまでもなく難しいだろう。

(木村慎吾)

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