水曜日のダウンタウン「番組が雑すぎ」ネットで呆れられる

| まいじつ
(C)ケイーゴ・K / PIXTA(ピクスタ)

6月6日にTBS系列で放送された『水曜日のダウンタウン』の番組中に、ワカメを食べる習慣が日本にしかないと紹介される場面があったが、そのときのVTRが「雑すぎる」と批判を浴びている。そこで登場した専門家だという人物も「偽物では」との指摘があった。

番組では「日本では一般的に食べられているが海外では迷惑がられているものがある」と紹介。学者のコメントを紹介しながら、迷惑をかけている食べ物が何であるかは隠されたままVTRは進行した。途中で“ワカメ専門家”と名乗る目川武史氏が登場し、外国から迷惑がられていることについてどのように対策を施していくべきか問われ「とにかく逆に、逆に考えていくべきですね」と説いた。

最終的にこの迷惑をかけているものはワカメだと発表されたが、そのあとでワカメのヒントになるものがVTRに散りばめてあったと明かされた。タクシーの“回走”は“海草”を想像させるもので、ロケ地の“桜新町”はアニメ『サザエさん』の舞台。さらに「逆にするべき」と説いた目川(めかわ)氏は逆から読むと“ワカメ”。普通に答えを教えず、VTRに謎解きの要素を導入したことに出演者からは「分かりづらい」との指摘があった。

そして、ワカメが海外でどのように迷惑をかけているのかを聞かれたプレゼンターのたむらけんじは「どういう迷惑のかけ方ですかね」ととぼけ、これにゲストの劇団ひとりは「一番大事なとこでしょ!」と一喝した。

目川氏は学者じゃない?

日本と海外の文化の違いを指摘したことに対して視聴者は《日本のワカメが世界に迷惑かけてるとか意外》とツイッターに投稿があった。しかし一方で、番組内容を批判する《最後のワカメのくだりプロデューサーどうした?ってくらいいらなすぎ》、《ワカメについての丸投げ感…自分で調べろってか》といった投稿もあった。

また、VTRに登場した目川氏についての投稿も。

《空耳俳優がワカメ専門家を演じている説》
《ニセモノだと気になって、「タモリ倶楽部」の空耳アワーの役者さんだと気づいた》

どうやら『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)ではおなじみの人物のようだ。

偽の学者をあえて起用して“ネタ”にしたのだろうが、読み取れなかった視聴者もいたようだ。

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