“薄幸の女王”木村多江、「あな家」のヤバい演技で“サイコパス女優”襲名か

| アサジョ
“薄幸の女王”木村多江、「あな家」のヤバい演技で“サイコパス女優”襲名か

 金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系)に出演している“薄幸の女王”木村多江の演技が、回を追うごとに恐ろしさを増していると評判だ。

「三世代家族の専業主婦として家族のために自分を犠牲にして生きてきた木村演じる綾子が、家のリフォームをきっかけに知り合った住宅メーカーの秀明(玉木宏)と不貞。何の前触れもなく相手の秀明の家に乗り込み、娘に2人の関係を告白するなどのモンスターぶりが視聴者を震撼させています」(テレビ誌記者)

 ドラマ放送の金曜日には「木村多江、今週も怖いこわいコワイ」「静かな狂気の木村多江がサイコパス」「ホラー映画より木村多江の方がよっぽど怖い」といったコメントが連打されている。第8話では、離婚した秀明が1人で暮らすアパートを、折りたたみの傘を持っているにもかかわらず雨に濡れて訪ね、上がり込んでこっそり部屋の鍵を盗み、雨の中で傘を差し『雨に唄えば』を歌いながら帰る。秀明の妻・真弓(中谷美紀)を見つけるや脇道を全速力で駆け抜け、秀明の部屋に先回りして『お帰りなさい』と秀明を迎えるなど、木村の予測不能な挙動は寒気を覚えるほどだ。

 木村は去年、深夜ドラマ「ブラックリベンジ」(日本テレビ系)に主演、スキャンダルによって死に追いやられた夫の復讐にはしる“悪女”役を演じている。

「木村は長らく“薄幸の女王”と呼ばれてきましたが、去年は『ブラックリベンジ』で悪女を熱演、そして今回の『あな家』では“女の業”の深さをまざまざと見せつけている。すっかり“魔性の女”が板につきましたね」(エンタメ誌ライター)

 女性視聴者の“同情”が“ドン引き”に変わったとすれば、それも木村の卓越した演技力の証明だろう。

(窪田史朗)

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