グループリーグの試合がすべて終わり、日本の決勝トーナメント進出も決定。終盤の“攻めない姿勢”には批判の声も多かったが、次に繋げたのは収穫と言う専門家もいる。しかし、そんな盛り上がりの中で、ポーランド政府観光局が日本のテレビ局の取材姿勢に苦言を呈したことも見逃せない。
ポーランド政府観光局は試合の数時間前にTwitterを更新し、W杯の件で日本のTV局から多くの問い合わせがあるが、「ポーランド語人材が見つからないため丸投げの印象が非常に強く遺憾です」と告白。さらに、「ネットで調べられる事柄ぐらいは『なる早で全部お願い』ではなく、ご自身でもお調べになられてはいかがでしょうか」と苦言を呈した。
政府観光局が公式アカウントでここまでの発言をしているところをみると、失礼な態度で依頼をしたのは一人や二人ではなかったのだろう。政府観光局は「番組を作る上で切羽詰ってらっしゃるんでしょうね」と理解も示しているが、自分たちの通常の仕事もある中で、よほどの負担だったに違いない。
しかし、その背景には制作会社への負担増が挙げられるようだ。
「テレビ局の不況のつけが、下請けの制作会社に、もろにのしかかってきています。製作費はカットするのに無理な仕事の依頼をしたり、納期が短い中での作業も本当に多いんですよ。だからと言って、社会人として丸投げするような態度はプロ失格だと思いますが…」(業界関係者)
さらには、日本の躍進も“想定外”だった。
「今回の結果を受け、急に編成を変えた番組も多かったですが、ほとんどの関係者が日本がここまで勝つとは思っていなかった。そのため、その材料が揃っておらず、準備が全くできていないんです」(前出・関係者)
だが、日本のサッカーファンはごみ拾いをする姿が世界中でピックアップされ、好印象を持たれている。それにも関わらず、一部のテレビ関係者の行動でイメージがけがされてしまうのはまさに残念なことだろう。
世界との交流が多い今、“ピッチ外”での態度にも気を配る必要がありそうだ。
記事内の引用ツイートについて
ポーランド政府観光局の公式Twitterよりhttps://twitter.com/polandtravel_jp
保守的試合で批判の日本代表に追い打ち? ポーランド政府観光局がTV局の取材姿勢に苦言
2018.06.29 11:30
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