40周年を迎えたサザンオールスターズ、「あの男との確執」の最終決着は?

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40周年を迎えたサザンオールスターズ、「あの男との確執」の最終決着は?

「勝手にシンドバッド」でサザンオールスターズがデビューしたのは1978年6月25日。以来、国民的な人気を誇るバンドとして第一線に君臨し、今年、結成40周年を迎えた。その記念日にはNHKホールでプレミアムライブを行ない、夏には20年ぶりのベスト盤や、夏フェスの参加も発表されるなど、精力的な記念イヤーを迎えている。

 そんなサザンの顔である桑田佳祐は、何度となく「お騒がせ」を起こしている。82年のNHK紅白歌合戦では、三波春夫ばりの白塗りメイクで物議を醸したが、最大の騒動は1994年10月に勃発した長渕剛とのバトルだろう。

「桑田がソロでリリースした『すべての歌に懺悔しな!!』の歌詞が、大学出ていてもバカだとか、ドラマの主役には燃えているとか、完全に当時の長渕をおちょくるような内容でした。これに激怒した長渕は、かつての遺恨まで持ち出して『桑田は許さない』と公言したんです」(音楽ライター)

 長渕が明かした「かつての遺恨」とは、ナゴヤ球場で83年に行なわれたジョイントライブのこと。あくまで対等であるはずが、完全にサザンの前座扱いだったことを蒸し返したものである。

「結局、桑田の歌が“予言詩”になったのか、長渕は翌年1月に法律違反の薬物を巡って逮捕。騒動は一気に収束する形になりました」(前出・音楽ライター)

 それから20年以上が経ち、2人の因縁を誰もが忘れかけた頃に、思わぬ形の「続編」があった。昨年の朝ドラ「ひよっこ」の主題歌で、紅白歌合戦でも披露した「若い広場」が、何と長渕の初期のシングル「夏の恋人」にそっくりだったのだ。

「歌い出しから2小節ほどは完全に同じメロディです。桑田一流の茶目っ気なのか、まさか“天敵”に似た歌を作るとは思いませんでした」(前出・音楽ライター)

 ともにデビュー40周年(注・長渕は再デビュー)ゆえに、もうひと波乱、ふた波乱あってもおかしくなさそう?

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