松坂効果で来季続投の森監督が新助っ人獲得で巨人潰し!

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松坂効果で来季続投の森監督が新助っ人獲得で巨人潰し!

 中日がブキミだ。後半戦、首位広島の追撃態勢に入ったヨシノブ巨人と14試合も残している。連敗で金本政権への“雑音”も聞こえ始めた阪神とも、12試合を残している。後半戦は、中日が台風の目になりそうだ
 森繁和監督(63)が前半戦終了の中間報告を行ったのは、7月18日。「オールスターゲーム・ブレイク」の期間ではなく、すでに後半戦が始まってからとなった。関係者によれば、「白井文吾オーナーの日程が合わなかったため」とのことで他意はないようだが、ペナントレースが再開していただけに、そこで出た補強の話にはリアリティーが感じられた。

「翌19日、西武球団が中日の左腕、小川龍也との金銭トレードが成立したことを発表しました。森監督は地元ラジオ局の取材で『近く、ある中日投手がいなくなる』と公言していました。ビッグネームの交換トレードが噂されていただけに小粒な感は否めませんが、公約通りとなりました。中間報告のなかで、森監督は小川の放出も報告していたと思われます」(地元メディアの一人)
 中間報告は、2時間という異例の長さとなった。着目すべき点が2つある。まず、白井オーナーが来季の森監督の続投を明言したこと。そして、近日中に新外国人選手を獲得し、巻き返しに出るというのだ。
「中日は松坂大輔を獲得し、復活させたことで観客動員数もアップしました。フロント、経営陣の大半は松坂獲得に反対でしたが、それを説得したのが森監督。“森監督サマサマ”ですよ」(関係者)

 白井オーナーは中間報告後、記者団の取材に応じ、こうも話していた。
「いい選手をドミニカ(共和国)から連れてくる準備を進めている。20代、聞いたことも見たこともない選手だが、森監督が見て『いける』と言うんだから、期待が持てる」
 そばにいた西山和夫・球団代表が慌ててしまった。当たり前の話だが、補強の話は成立するまで伏せておくものだ。森監督はオフになると、中南米のウインターリーグを直接視察している。前出の関係者によれば、「数年前から森監督が見込んでいた」とのことで、オリオールズ3Aに在籍する左腕投手、ジョエリー・ロドリゲスのようだ。

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